「舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵」

 昨日、歌野晶午『舞田ひとみ14歳、放課後ときどき探偵』光文社文庫を買ったので、 その前作『舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵』光文社カッパノベルス2007年初版を 読んだ。六話を収録。第一話の結びで舞田ひとみの叔父の刑事が思う。

《 寮と署を往復しているだけで、はたしてこの事件を解き明かせただろうか。 前だけ見ていたのでは、横や後ろの風景は目に入ってこない。 》

 これでこの本を気に入った。 舞田ひとみがごく普通の小学五年生なのもいい。 彼女の一言二言が事件の解決への糸口になる。最終話、続編を読みたくなるではないか。
 東川篤哉のギャグ満載のシリーズ「烏賊川市(いかがわし)」と好一対を成すのが、 この「浜倉市」だ。地に足の着いた設定。どちらも好みだ、光文社文庫

 レコード店ウェス・モンゴメリー Wes Montgomery のCD『 THE INCREDIBLE JAZZ GUITAR OF 』1960年録音を購入。1131円。ずっと聴いていた日本盤レコードが 擦り切れてきたため。もやっとしていた音像が明瞭に。つい大音量になる。
 http://www.youtube.com/watch?v=X8Ooy2mzrRk

 味戸ケイコさんから絵が届いたとの連絡。やれやれ。

 ネットのうなずき。

《 この内閣の屁理屈は凄いねw 》

 ネットの拾いもの。

《 怪奇月蝕。 》