東京・吉祥寺のトムズボックスから宇野亜喜良個展『シリアスとエロス』の 案内葉書。11月1日〜30日。
http://www.tomsbox.co.jp/
《 最近の週刊誌の仕事の原画展です。(中略)ぼくは修正液を使いますが、 自分の心の移行がよくわかって、愛しい痕跡でもあります。 》
この文章から永年の疑問がやっと氷解。昔、青山のギャラリーで『十月の 薔薇』トムズボックス1988年の原画を購入。画面に残る修正液に何で?と、 ささやかなこだわりを抱いていた。
トムズボックスでは宇野亜喜良のピンバッヂやマッチ箱を買った。木葉井 悦子さんの画集『うみはぎなみほどき』トムズボックス1993年11月1日、限定 111部の11番を買った。1986年3月29日から1987年4月17日に描かれたペン画。 奇妙な幻想風景画。誰にも描けない内面風景画だ。種村季弘(すえひろ)氏に 紹介されて親しくなり、三島へもいらした。六本木の画廊で木葉井さんに 上條陽子さんを紹介された。「種村さんのお友だちなら」と上條さんから パルコから出た『上條陽子画集』を恵まれた。縁とは面白い。
味戸ケイコさんの第二回目の個展(ギャラリーさんよう)会場で味戸さんと 宇野亜喜良が絵の打ち合わせをしていた。その時初めて宇野亜喜良を直に見た。
あらためて木葉井悦子の画集『うみはぎなみほどき』。B5版、左開き、 右ページ全体に一図、計七十九の絵からなる。これほど異様な、異状な絵は 見る人に強烈な異化作用を惹起する。独自にもほどがある。最初は引いた。 先行する作品集『耳界』たざわ書房1979年初版の帯。
《 精霊の荒野、情念の海 》
耳界から異界へはるかにイッテイル。海剥ぎ、生み剥ぎ、波ほどき、 並ほどき。並外れた絵。独自にして独時。独創にして独想。超絶な超時空。 生殺与奪、輪廻転生、天獄の生命測量図。アウトサイダー・アートと 見られるかも。精神科医ならば、喜んで解釈を下しそう。
ネット検索は徒労に終わる。私が話題にしないで誰が話題にしよう。 これは凄いぞ。
午前中、鎮守の森探検隊で、三嶋大社〜楽寿園を歩く。コナラ、シイ、カシ などのドングリを子どもたちと一緒に拾う。帰宅、机上に置く。キレイ。
ネットの見聞。
《 2014年10月25(土曜日)より、東京・巣鴨にある「さかつうギャラリー」 にて、私のジオラマ作品6点を展示する作品展示会を開催していただきます。 》
http://arakichi.blog.fc2.com/blog-entry-147.html
熱海では鉄道模型の展示会。どっちも行きたい〜。
http://www.geocities.co.jp/MotorCity/1686/index.html
ネットの拾いもの。
《 SFバーに行きたい 》