昨夜、友だちと新蒲原の印象を語らって、いろいろ気づいたこと。旧東海道 には自動販売機がほとんどないこと。生活が丁寧になされていること。 すなわち侘しい気配がすごく乏しい。生活遺産、お宝がそこかしこにあるが、 身近過ぎて地元住民は気づいていない。演出次第では若い人に大いに受ける。 おっと忘れていた。とあるしもた屋の玄関に狼の護符。知人女性は興奮。 たしかにこんな場所にもあるとは意外。ほかに郵便受けが凝っている家、 現役の赤い郵便ポストなど、細部に見所あり。
昼前、ブックオフ長泉店で四冊。堀江敏幸『ゼラニウム』朝日新聞社2002年初版帯付、 杉浦日向子『ニッポニア・ニッポン』ちくま文庫1991年初版、野口武彦『幕末気分』 講談社文庫2005年初版、ジェフリー・ハウスオールド『追われる男』創元推理文庫 2002年初版、計432円。
午後、イトーヨーカドー三島店で靴、一人用のホットカーペットを購入。それから 四つ溝柿の支払いを済ませると、あやや万札は一気に消え去り財布からは閑古鳥の声。 友だちから声がかかり、喫茶店でくつろぐ。昼前に入手した杉浦日向子『ニッポニア・ ニッポン』を開くと、短いには短いがそのまま読了。独特の雰囲気に呑まれる。 中島梓の解説にうなずく。
《 映画では遅すぎ、小説では速すぎる。だからマンガでなくてはならない。
杉浦日向子にはこの「でなくてはならない」がない。 》
《 すべての人が明日へ、元気に、自信にみちて行進しなくてもよいではないか。 》
三十年前に書かれたことばが、しっくり寄り添ってくれる。いい出合いだ。
ネットの見聞。
《 それではここで、いつものお約束画像をご覧下さい。露・英・米・日のホームズ比較。 》 COM-do
https://twitter.com/ANAVRIN107/status/533240051367284737/photo/1
ネットの拾いもの。
《 路面のハンカチーフ −落とし物 》