「 本を整理する 」

 富士山は真っ白。箱根山はうっすらと雪化粧。

 ダンボール箱に入れたままになっている美術関係の本を整理。K美術館にこんなに美術本が あったとは。2Lペットボトルの箱などに収納したので背が見えず、確認しずらく重い。 平型の小さな段ボール箱に移す。背を上にして入れる。開ければ一目で確認できる。 何十年も保管する予定はない(私が呆けるまで)のでこれでいい。箱のまま処分すればいい。 収納に余裕のあるうちは処分しないだろう。漏水浸水を考えて置き場所を選ぶ。

 そんなことに精出していたら、緊急の電話。救急車の必要はなく、やれやれ。午後、 ガラスのン十年の汚れをせっせと落とし、ほっとしたところへお誘いの電話。片付け中止。 女友だちと三人でコーヒータイムなど。本を読む前に夕暮れ。夕食の支度。

 ネットの見聞。

《 戦前の「近代の超克」といった議論にもみられるように、もともと日本の知識人には、 西洋の生んだ自由主義をはじめとした近代思想を翻訳され図式化された教科書で学ぶのみで 根幹の哲学を理解していないところがある。 》 池内恵(さとし)
 http://www.yomiuri.co.jp/feature/yokoku/20150203-OYT8T50221.html?page_no=3

 上記はイスラム教についての話だが、引用の箇所は、美術にも通じると思う。生半可な 知識で西洋の前衛美術に心酔模倣した絵描きたち。

 ネットの拾いもの。

《 アメリカに一年滞在した夫が「自国の文化を振る舞えるのは強いよね」と言うので 「ナルトのこととか聞かれた?」と訊くと「あー、ナルトはウクライナ人の方が詳しかった」 との返答w 》