『 人生に決まりごとなんてない 』

 一昨日柿沼忍昭氏から恵まれた『人生に決まりごとなんてない』三笠書房2015年初版を読んだ。 だよなあ、とうなずく。

《 困ったときに、どうやってその場面を切り抜けようかと考えるから人は成長します。なんの問題もない ところに成長はありません。 》 42頁

《 とにかくけっしてお金を「絶対視」してはいけませんよ。 》 49頁

《 プロはそれを買ってくれ、お金を払ってくれる人のほうを向いて仕事をします。
  アマチュアは、基本的に自分の喜びのために働きます。 》 93頁

《 時を越えて絶対に正しいこと、絶対に悪いこと、というものはありえないのです。 》 97頁

《 あなたも、世の中をデザインしている一人なのです。 》 99頁

《 世の中は、常にルールを変えることで成り立っています。だから、世の中に変えられない決まりなど ないし、決まりを変えていくのが、私たちの役目でもあるのです。 》 101頁

《 「苦しい」というのは「原因」ではありません。「結果」です。だから、原因を分析すること。 そうすれば、なにをすべきか、わかってきます。 》 127頁

《 モチベーションを管理するために、「流行」を追う必要はありませんが、「時代」は追う必要が ある。 》 135頁

《 ミラクルとワンダーに満ちた世界がこの世の中です。 》 145頁

 引用した文だけを読むと、さまざまな解釈の余地がある。けれども文脈を辿れば、理解はひとつ。

《 「陰極まれば陽に転ず」 》 207頁

 この数日間の本の整理と処分だ。

《 私たちはたいがいのことは間違えます。 》 209頁

 いやあ、間違いだらけの人生だった。特に女性関係。

《 感覚を大事にして、磨いていくことが、機械に負けない唯一無二の方法なのです。 》 214-215頁

 感覚は磨いているつもりだけれど。磨き方が良くないのかなあ。

 ブックオフ長泉店で古本処分、390円也。紀田順一郎『魔術的な急斜面』東京創元社1991年初版帯付、 赤城毅『完全版 有翼騎士団』祥伝社2007年2刷、計216円。前者は『古書収集十番勝負』と改題された 文庫で読んで面白かった。

 整理を思いたってから段ボール箱四十箱に本を収納。これらはいつでもそのまま古本屋へ出される。 これ以上段ボール箱を置く余地はない……と決める。本棚は一杯一杯。ブックオフ行きの本を選ぶ。 文庫本を本棚から抜いてゆく。小説ばかりだ。美術関連の本はまだ処分できない。

 ネットの見聞。

《 「報道の自由度」ランキング推移

  年 順位
  …
  2004 42
  2005 37
  2006 51 ←安倍
  2007 37
  2008 29
  2009 17
  2010 11
  2012 22
  2013 53 ←安倍
  2014 59 ←安倍
  2015 61 ←安倍 》

《 【5大タブー】現時点のメディアの5つタブーは、この人質事件が人命優先でなく 米国優先だったことがひとつ。第2はアベノミクスの完全な失敗、第3は辺野古での基地建設強行、 第4は福島での事故収拾や環境回復の放置、第5の雇用や社会保障削減政策です。原発事故直後の 報道「管制」に逆戻りです。 》 金子勝

《 『本格ミステリ・フラッシュバック』で取り上げられている作品のうち、 英・仏・独・伊・西語で読めるものの一覧(9作家、19作品)。
  赤川次郎『マリオネットの罠』(仏)
  島田荘司占星術殺人事件』(英仏)
  高橋克彦写楽殺人事件』(英独)
  戸川昌子大いなる幻影』(英独伊西)、『猟人日記』(英独伊西)、 『深い失速』(英独)、『火の接吻』(英仏独伊西)
  夏樹静子『天使が消えていく』(伊)、『黒白の旅路』(英)、『第三の女』(英仏独伊)、 『Wの悲劇』(英仏独)、『訃報は午後二時に届く』(英仏)
  西村京太郎『名探偵なんか怖くない』(仏)、『ミステリー列車が消えた』(英仏伊)
  松本清張『点と線』(英仏独伊西)、『砂の器』(英仏伊)
  山村美紗『花の棺』(仏)、『黒の環状線』(英仏)
  横溝正史悪魔の手毬唄』(仏)  》 Dokuta

 『第三の女』、『黒の環状線』、きょうは見つからず。

 ネットの拾いもの。

《 安倍晋三は「勇士連合」だと思ってんだろうなあ 》

《 駿台は東大ではない → Sunday is not Today 》

《 チョコはいりませんので、本を買っていただけましたら幸いです…。 》

《 そういや、ゴディバなんかの高価チョコは、全部、風俗のお姉さんからのプレゼントだったなあ。  》

 「本をいただいたお礼」と手渡されたチョコを賞味。ゴディバじゃねえなあ。

《 義理チョコがあるなら人情チョコがあってもいいじゃないか。 》