『 武蔵野夫人 』

 大岡昇平『武蔵野夫人』を読んだ。二組の夫婦と若い帰還兵の五人が織り成す恋情心理が、 微に入り細に入り描かれている。苦手な分野だ。鎌倉の邸を舞台にした川端康成『山の音』は、 この武蔵野を舞台にした小説を受けて書かれたような気がした。

 昼まで、「三島市外縁部周遊ツアー サイクリング」の世話。三島市南部の平坦地を、 源兵衛川最下流部の温水池〜夏梅木川〜大場川〜狩野川〜温水池と回る約二十キロを、 小学生から七十代まで二十名ほどの参加者とともにゆっくり走行。無事好評裡に終了。ふう。

 ネットの見聞。

《 いつも思うのは、私たちが手がけてきた本は、電子化の動きから最も離れた所にある書物 ではないか、ということです。電子では置き換えられないところで勝負してきたという自負が あるし、これからもここで勝負していくぞという気概もあります。 》 国書刊行会・佐藤今朝夫
 http://adv.asahi.com/modules/feature/index.php/content0583.html

《 安倍さんの功績は、歴代総理が、案外ちゃんとやっていたことを再認識させてくれたこと。 》  平川克美

 ネットの拾いもの。

《 森さんも林さんもいるのに木さんには会ったことがない。 》