『 七懐剣の聖母 』

 『教皇ヒュアキントス ヴァーノン・リー幻想小説集』、「七懐剣の聖母」「フランドルの マルシュアス」を読んだ。前者は悪党の話。魔女あり悪党あり、だな。

 午前、今年初の源兵衛川の月例清掃へ。水の苑緑地下流でゴミ拾い。水量の少ない今だから 入れる。水の苑緑地ではカワセミが飛んでいる。自転車で来て父子(小学生の女の子)で 参加された二人を清掃後、街中の自転車でも通るのが難しい裏道小道を案内。喜ばれる。

 午後、ブックオフ長泉店へ。『木村伊兵衛 昭和を写す 1 戦前と戦後』ちくま文庫1995年初版 帯付、ウィトゲンシュタイン論理哲学論考岩波文庫2006年11刷、計216円。前者の解説で 川本三郎が書いている。

《 八○年代以降、昔から多くの日本人がなじんできた「暮し」が次々に消えていき、生活が 見えにくくなっている。第三次産業や情報産業の時代には「暮し」はリアルなものとして 感じられなくなっている。 》

 そうだなあ。その恐ろしいまでの変動を、1950年、昭和25年生まれの私は身をもって体験しているが、平成世代にとっては、時代劇ほどの隔世の感があるだろう。

 その後、箱根山麓の谷田、夏梅木地区を自転車で巡る。一級河川 夏梅木川の始点を確認。 大きな石がゴツゴツ並んでいて、その存在感に絵心をそそられる。写真では面白くない。

 ネットの見聞。

《 しかし、最初の経緯を知らない人が最近のツイートだけ読んでいると、どうして 『教皇ヒュアキントス』に話題になるとしきりに饅頭饅頭云う人たちがいるのかさっぱり 判らないだろう。 》中野善夫
 https://twitter.com/tolle_et_lege
 http://togetter.com/li/792386
《 ギャラリー、美術館、アートフェア、及びオークションなどを取り上げる情報サイト 「Artsy」が「2014年現存するアーティストのトップ14」を発表した。 》
 http://sakainaoki.blogspot.jp/2015/03/artsy201414.html

《 結局、自民党の「政治と金」を追求しても民主党の支持は増えないと思うよ。 「たしかにこうしたら日本はよくなるよなあ」と思える政策を議論してくれたら支持は 増えると思うけど。 》 阿川大樹