『 Ta Oneira Giononte Pali 』

 午前九時過ぎから松毛川河畔の刈り取った竹林へ苗木を植える作業。途中、三島市長が来訪。 午後三時過ぎ帰宅。
 私的な面倒事がつづく。そんなこんなで落ち着いて読書できず。 読書は気持ちにゆとりがない時は無理、とあきらめの日々。

 昨夜は届いたギリシャの女性ベテラン歌手ハリス・アレクシーウ Haris Alexiou の 2014年の新譜CD『Ta Oneira Giononte Pali』を二度聴いた。今晩もまた。 ギリシャ語表記だけなので意味はわからない。歌声の魅力で聴き入ってしまう。
 http://www.ahora-tyo.com/detail/item.php?iid=14535

 それにしても、線の魅力。魅力の線。絵のことを考え、考えをいろいろ巡らせていると、 ふっと突然浮かぶ線。長年LPレコードで聴いてきたジャズをCDで聴くと、どこか物足りない。 というか、線の魅力に乏しい印象。CDは音像は明確だけれども硬い。筆とボールペンの違いだ。 アナログ、手描きの魅力。デジタルだけの経験ではその物足りなさに気づかないだろう。 こんなことを思ったのは、昨日の宇野亞喜良の絵の影響か。彼の絵を見ていて気づいた。殆どの 女性の唇がふくよか。眼は口ほどにものを言う。が、無言の唇も、ものを言っている。なんと 魅力的な唇だろう。

 話題がない。ので上記のような。
 ネットの見聞。

 台湾で出版された中井英夫『虚無への供物』、12月10日に出ている。さすが。
 http://www.books.com.tw/products/0010370340

《 司書の友人からすでに『図書館戦争』に突入してると聞く。
  04年の児ポ法改正で図書館の蔵書も児ポ法に引っかかることに→国会図書館「禁書リストくれ」→ 法務省「自分で判断しろ」→国会図書館「写真集118点等を閲覧禁止に」→他の公立図書館 「図書館の自由に関する宣言」で抵抗中←イマココ 》
 https://twitter.com/toshokan_follw/status/575631465595060224

 ネットの拾いもの。

《 「カミュ新潮文庫に宿る」 》

《 オレも修業して、若いモンを辟易させるようなクソじじいをめざさなくては。 》