「 Siti Nurhaliza 」

 午後、建てて以来三十五年目にして水道の三箇所の蛇口器具を交換。よくもちましたね〜、 と感心される。古いものほど単純でしっかり造られてあると業者さんは言う。二時間で終了。 仕事をしながら昔話に花が咲く。同じ小学校に通っていた。その頃(六十年前)の光景を いろいろ語るのを聞く。知っている店、場所、覚えていない店、場所。源兵衛川で泳いだ話。 作業を終えて川へ案内。びっくりされる。下流の吉野水苑、雷井戸、製氷所の泉など、次々に 思い出されるので、ついでに案内。「車で通るだけだから全然わからない。 歩かなくちゃわからないね。」そして小学校へ。えらく喜ばれる。六十年ぶりの再訪。 日が暮れる。ふう。

 人に会ったその後はぐったり。こういうときには音楽。マレーシアの歌姫シティ・ヌールハリザ Siti Nurhaliza は、やはりいいねえ。CDだけで12枚あった。
 https://www.youtube.com/watch?v=dE72_X_rkG0
 https://www.youtube.com/watch?v=V1P-Cljxk1g

 1990年代半ばがワールド・ミュージック全盛だったのか。雑誌『POP ASIA』 ブルース・インター・アクションズ1995年、特集「アジアPOPアルバム100選」と 『ラティーナ』ラティーナ1995年、特集「創刊500号記念メモリアルCD500選」 から勢いがうかがわれる。シティ・ヌールハリザはまだ登場していない。後者には 一昨日話題のオルケストル・バオバブ『バンバ』が紹介されている。

《 70年代のダカールで人気だった楽団。アフロ・キューバンの影響を強く受けた彼らの サウンドはなぜか郷愁を誘う。80年代には時代遅れの音楽となってしまったが、 これは最後の輝きを見せていた80年の録音。(白石顕ニ) 》

 1995年には時代遅れと見られていた。それが今世紀に復活。わからんものだ。

 ネットの見聞。

《 南沢奈央広瀬すず桜庭ななみ美山加恋(敬称略)といった女優陣をそろえて、 往年の名作日本映画のような絵面の新作を撮影するクラウドファンディングはどうか。 》  芦辺 拓

 南沢奈央以外は知らんなあ。検索検索。

《 本をどう扱えば良いのか根本的に全くわかっていない人が作った書庫。恐ろしい。 》

 その「司馬遼太郎記念館」を画像検索。やや、これは……(絶句)。

《 アイヤー司馬記念館メイファーズのことネ、写真映えする高い書架、自然光たっぷりの採光、 高い天井、これみんな図書館ではやってはいけないイロハのイですから自治体のシッチョサンは 覚えておいてくれるとウレシネー 》

《 いかにも「新建築」あたりにちょろっと写真載りそうな書架ですね。 》

 設計した人、安藤忠雄。某環境賞授賞式後の講演がこの人だった。森がなんたらこうたら、 と喋っていたけど、説得力が何もなかった。建物も同じだ。目新しさ、見栄えだけ。使い良さを 無視している気がする。

《 増税・円安・安保・児ポ etc
  安倍政権になってから見事に良い事一つもないw 》

《 ふくいち事故中の東京オリンピック開催は、不発弾処理中の校庭で運動会をひらくようなもの。  》

《 年金問題時の「最後の一人まで」とか、イラク人質事件後の「国民に指一本触れさせない」 とか、福島原発事故処理の「私が責任を持つ」とか、五輪招致スピーチでの 「原発事故による健康被害は将来もありません」とか、最初から責任をとるつもりがない 無責任な人間は、どんな大言壮語でも躊躇なく吐ける。 》 山崎 雅弘
 https://twitter.com/mas__yamazaki

《 彼は「悪いこと」がしたいのである。
国際社会から「善い国だが弱い国」と思われるよりは、(中国や北朝鮮のように) 「嫌な国だが、怖い国」と思われる方が「まだまし」だという心情が安倍首相には確かにある。 》  内田樹
 http://blog.tatsuru.com/2015/07/17_1352.php

《  あのやさしい夜のなかへと素直に入っていってはならぬ

  老年は生涯の旅路の果てに燃え狂わねばならぬ

  光の消えゆくことに逆って激怒せよ激怒せよ  》 出版・読書メモランダム
 http://d.hatena.ne.jp/OdaMitsuo/20150716/1437056890

 ネットの拾いもの。

《 オバマ政権側としては、民主党政権では「ダメだコリャ状態」だったんで、安倍さんになって (話がわかる)自民党に戻りヤレヤレと思ったのもつかの間、安倍政権はこれまでの自民党のような 中道寄り保守じゃなくてとんでもねー極右だとわかり、げげえええ!となった、という風に、 私には見えるw 》

《 新幹線車中。通路を挟んだ隣の席の女性がゲラに赤を入れている。 同業者かなと横目で見たら英文だった。 》