『 彩色ある夢の破片 』

 書肆盛林堂から新刊の豆本、石野重道『彩色ある夢の破片(かけら)』限定150部(94番)700円が届く。 便座に暖房が入っているんじゃないかと確かめるほど暑いときには文庫半分大の豆本がいい。 さっそく読んだ。それにしてもこの本、昨日二十七日発売で完売。
 http://d.hatena.ne.jp/seirindou_syobou/20150715/1436953593

 午前中はグラウンドワーク三島事務局で某応募論文の書類選考。短い時間だけれど疲れる。

 銅版画家深澤幸雄氏からお葉書。

《 思えば長いおつきあい。身に沁みます。ぼくも九十一才になります。おどろきです。 》

 見事な筆跡。手書きならではの沁み入る感動。いい作品に出合い、素晴らしい人に出会った。 我が身の幸運を思う。
 http://web.thn.jp/kbi/fuka.htm

 ネットの見聞。

《 1300 億円でもたかいので、オリンピック返上が道理ではないかと感じます。 国威高揚なんぞより、原子力災害の地球レベルへの影響を心配始める時期。 》

《 3号機SFPの燃料交換機の引き上げは不発弾処理と同じ!? 》 おしどりポータルサイト
 http://oshidori-makoken.com/?p=1264

 ネットの拾いもの。

《 四谷怪談について調べてて、蔵書の中から伊右衛門とかお岩さんとか出てきそうな本を 引っ張り出した中に、新田次郎『岩の顔』が混じっていた。違う。それ違う。 それ登山の最中に岩壁で遭難する話。 》

《 ゲラの段階で「もちろん」が「もろちん」になっていることがたまにあるのだけれど、 これを見逃して本になってしまったら一生の不覚だな、といつも思う。 》