「近代消費社会の終焉」

 早朝、地震で目覚め。再び睡眠。朝、JR東海のさわやかウォーキングでぞろぞろ。飛び石が水没した 源兵衛川最上流部を避けて別の道を歩いているようだ。しかし、暑い。
 午後、暑いけどブックオフ長泉店へ。皆川博子鶴屋南北冥府巡』新潮社1991年初版帯付、古川日出男 『MUSIC』新潮文庫2012年初版帯付、計216円。
 源兵衛川へサンダルで行く。いろいろな場所で老若男女が二人でまったりしている。いいなあ。 興味ないふりをして、水没した水の散歩道をすたすた歩く。といっても、踏み外さないよう慎重に。 わあ、冷たい。気持ちいい〜。往復する。

 ネットの見聞。

《 私たちはおそらく岩倉使節団によって、発見された近代消費社会の終焉に立ち会っているのだ。 》  出版・読書メモランダム
 http://d.hatena.ne.jp/OdaMitsuo/20150911/1441897249

 椹木野衣・編『日本美術全集 第19巻 拡張する戦後美術』小学館は、上記近代消費社会の終焉を 示しているのかもしれない。すなわち「消費する美術の時代」の終わり。光があれば影がある。 全集に収録されなかった影の作品、作家たちへ関心が向く。戦後から現在まで、団体展の重鎮、 人気作家のあの人この人の有名作品が収録されていない、言及されていない……。

《 その結果、仮にここで強調した戦後美術の解釈が、当面は多少なりとも変わってみえたとしても、 一○○年先、ニ○○年先には、当然のものになっていることを私は確信する。 》 「まえがき」

 選択は見事に右顧左眄していない。振(ぶ)れない姿勢。加山又造東山魁夷平山郁夫棟方志功日本画木版画の人気作家の、あの作品を選ぶとは。時代を画する編集。革命的な本ともいうべきだろう。
 本屋にはまだ届かない。

《 フクイチから汚染水外洋流出…台風の雨が溢れポンプが許容量を超えたって雨漏りみたいなレベルで 報道チラッとしてますけど…普通これ号外レベルの事故ですよ しかも外洋流出7回目です 私が前面に立つとの完全ブロックの最高責任者は趣味の安保に夢中です 》

《 谷垣氏は11日の党の会議で「金曜(18日)夜には仕事帰りにデモに参加する人が多い。 平日の明るい時間に採決してもらいたい」などと発言した。 》 毎日新聞
 http://mainichi.jp/select/news/20150912k0000m010066000c.html

《 自民の連休のとらえ方が、「連休をはさめば忘れる」から「連休にさしかかると反対運動が膨らむ」 に変わったのですか。人びとがプライベートな時間を社会や政治のために使わざるを得なくし、 民主主義を一回り大きく育てたのは、自民党のお手柄です。 》 池田香代子
 https://twitter.com/ikeda_kayoko

《 これまでの低投票率の第一の理由は「投票したい候補者がいないから」という主観的な「気持ち」でした。 でも、「落選させよう」は「当選させたくない候補者」に焦点化するので、投票条件は「この候補者を 落とせそうな野党候補」という客観的な「判断」になります。 》 内田樹
 https://twitter.com/levinassien

 ネットの拾いもの。

《 「どうしたんだ?そんな暗い顔をして」
  「ああ…。実は俺、もうすぐ父親になるんだ…」
  「本当か!おめでとう!でもなんで喜ばないんだよ?」
  「妻にまだ話してないんだ…」 》

《 ドラゴンズも、さすがに試合がない日は負けないから心穏やかです。 》