「坂部隆芳展」「味戸ケイコ展」

 新宿タカシマヤ、美術画廊できょうが初日の「坂部隆芳展」、銀座のスパン・アートギャラリーで 開催中の「味戸ケイコ展」へ行ってくる。お二人とも会場にいた。以下の感想を述べた。

 坂部隆芳氏の「日本 平重盛」100×100cmの絵に驚く。50×100cmのキャンバスを上下に接続、 その発想からして尋常じゃない。それを生かした意表をつく構成がじつにデザイン的に決まっており、 けれどもまさしく絵画なのだ。渋い。しかし、それだけじゃない、侘の華がある。さり気なく豪奢。 傑作といえるだろう。ほかにも見事な作があり、氏の著しい心境の深化を感じた。来年、いよいよ 大岡信ことば館で個展。あの天井が高くて広い会場でこそ氏の絵画は映える。楽しみだ。

 味戸ケイコさんの絵は二点、自分も欲しい作品があった。売れていた。やはりね。 ほのかな明るみへ融合してゆく深い漆黒の表現に、心境の変化=深まりを感じた。漆黒の表現は、 例えば長谷川潔の銅版画の漆黒など他の画家たちとはかなり異なった気配で、ぐっと魅せられる。 これから豊かな収穫期を迎える予感。楽しみだ。

 お二人の個展、どちらにも二作、これはいい、と感心する作品に出合えて、行った甲斐があった。

 ネットの見聞。

《 ここ数年の流れを見ると、公共施設に貸し出しを拒否されたり、イベントなどで 地方自治体が当初予定していた後援を撤回した事例は、ほぼ全て、安倍政権の政策に批判的・ 不都合なものばかりで、百田尚樹氏の講演や日本会議のイベントは政治思想的に著しく偏っていても、 後援や貸し出しが認められている。 》 山崎 雅弘
 https://twitter.com/mas__yamazaki

《 政権、辺野古3地区に直接振興費支出 県・市の頭越しに 》 朝日新聞
 http://www.asahi.com/articles/ASHBV5D52HBVUTFK00M.html

 ネットの拾いもの。

《 確か以前も水道橋と御茶ノ水を勘違いして話したな俺……水しか合ってねぇ。 》

《  これまでの実績
   総務省「一括ゼロ円はおかしい!」→廃止(値上げ)
   総務省「キャッシュバック競争が過熱してる!」→廃止(値上げ)
   総務省SIMロック解除義務化しろ!」→義務化(値上げ)
   総務省「実質ゼロ円はおかしい!」→廃止(値上げ)←New!   》