『人類知抄』

 昨日の6.5×4.5センチの復刻『平凡』1972年7月号は『月刊平凡 1972年7月号 「タイムスリップグリコ 思い出のマガジン」』だった。画像もあった。『 ARENA37℃ アリーナ サーティセブン』もそうか。しかし、 この雑誌、知らない。
 http://butsuyoku.net/shokugan/magazine/index.html
 https://www.youtube.com/watch?v=_zgloBdg_uE

 昨日購入の『SFバカ本』ジャスト システム1996年をSF本の間に押し込む。右には半村良『新宿馬鹿物語』 文藝春秋1977年初版(三井永一という人の装丁が、なんとも古い雰囲気を出している。この本が川口松太郎 『人情馬鹿物語』1954年発表へのオマージュだからだろう)、左には横田順彌『世にも馬鹿げた物語』角川書店 1981年初版。おお、三馬鹿物語。ここに養老孟司バカの壁』が立ちふさがるか。が、持ってない。他の本棚には 松本修『全国アホ・バカ分布考』新潮文庫1996年初版がある。読んでない本ばかりだ。

 朝、珍しく霧。ボワア〜ンとした湿気に包まれる。
 昼前、源兵衛川下流部でヒメツルソバの駆除。まずは一時間余りで土のう袋ニ袋に詰め込む。
 午後、ヒメツルソバの駆除を続ける。土のう袋ニ袋に押し込む。残り十メートルほどだが、ちょっと深くて 水が長靴に入るのでここは延期。ふう。

 雑用を済ませ、買いものをし、さて、とコーヒーを飲み始めると、友だちから電話。なんでかなあ、 一休みしているのがワカルのかなあ。「寝てる?」だから違うか。目に留まった本、中村雄二郎『人類知抄』 朝日新聞社1999年初版をパラパラと読む。シモーヌ・ヴェーユの言葉。

《 求める目的とは反対の結果を生む努力がある。
  一方、たとえうまくいかないことがあっても、
  いつも有益な努力もある。 》

 若き日の恋愛(片思い)みたいだな、と思ったら、中村雄二郎はつづく言葉を紹介していた。

《 「おそらくこうであろう。前者は、内心のみじめさに対する(まやかしの)否定を惹き起こし、後者は、 自己のありのままの姿と愛する者との間のへだたりをたえず注意させることによる」 》

 馬鹿から人類知まで、まあすごい距離だこと。

 ネットの拾いもの。

《 バカの反対側にいれば賢いと思ってる奴いるけど反対側のバカになるだけだからな。 》

《 教員「細胞にTTX(フグ毒)を投与するとNa+チャネルを阻害するからシグナルがなくなりますね」
  ぼく「少しシグナルが残ってますけど…?」
  教員「耐性のあるチャネルも少量存在します」
  ぼく「じゃあそれ集めたらフグ毒の効かない生物が作れるのでは!?!?」
  教員「それがフグです」  》