高階秀爾『日本人にとって美しいとは何か』筑摩書房2015年2刷を読んだ。「美とは何か」ではなく、 「美しいとは何か」に著者の思考が明確に表れている。西欧の「美」に対する日本美術の「美しい」。
《 アメリカも含めて、西欧世界においては、古代ギリシャ以来、「美」はある明確な秩序を持ったもの のなかに表現されるという考え方が強い。(中略)逆に言えば、そのような原理に基づいて作品を制作すれば、 それは「美」を表現したものとなる。 》 165頁「実体の美と状況の美」
《 だがこのような実体物として美を捉えるという考え方は、日本人の美意識のなかではそれほど大きな場所を 占めているようには思われない。日本人は、遠い昔から、何が美であるかということよりも、むしろどのような 場合に美が生まれるかということにその感性を働かせて来たようである。 》 165頁「実体の美と状況の美」
私にとって上記が集中の白眉であった。
ネットの見聞。
《 壁の際の不木 棚の中のビンガム
皆どこへ行った 手に取られる事もなく
創元のグリアスン 角川のデヴィッドスン
皆どこへ行った 掘り出される事もなく
書庫にある場所を誰も覚えていない
手前の背ばかり見てる
わが目よ狭い場所なら教えてよ希望の本を
わが目よ希望の本は今どこにあるのだろ 》 猟奇の鉄人
https://twitter.com/kashibaTIM
《 「テロには屈しない」程度のセリフなら過去の自民党の首相も欧米諸国のトップも口にしてるから構わないけど、 安倍晋三という大バカはISILに向かって「日本人には指一本ふれさせない!」などと抜かして挑発しまくったんだよね。 この大バカは存在自体が日本人にとって百害あって一利なし。 》
ネットの拾いもの。
《 私「最高ですね」
彼「最高か最低しかないね」
私「デジタル人間なんで二進法なんです」
彼「オレ十二進法なんだけど」 》
《 いよいよ年末泥酔モードに突入だな。 》