『夏の光』

 原和男氏から新作詩集『夏の光』狼境舎2015年12月25日刊(自費出版)を恵まれる。堅牢函、堅牢本、 皮革背装。百頁。私好み。手触りを愉しむ。さり気なく凝った瀟洒な本だ。礼状を投函。

《  最初の植物のしずく最初の動物のしずく最初の無生物のしずくを歌いあげる宇宙の ときそのものである少年を!  》

《  ああきみはよりによってなぜ暑い夏の光のなかにわざわざでかけるのか?  》

《  万物のくめどもくめどもつきぬはかり知れない生の響きにひとり酔うためか?  》

 ラッパーがラップのリズムに乗せて歌ったら、面白いんじゃないかな。小田仁二郎の小説『触手』 に感じたことを、この長編詩にも感じた。

 ネットの見聞。

《 [1月13・14・15日は、ラン、ミキの誕生日を祝ってキャンディーズ祭り!]1月13日は キャンディーズのランこと伊藤蘭の誕生日 》 馬飼野元宏
 http://music-calendar.jp/kayou/2016011301/

 ここまでは聴きこんでいなかった。

《 義理チョコ専門店 東京駅にオープン 》 NHK NEWS WEB
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160114/k10010371391000.html

 義理よりも人情を。

 ネットの拾いもの。

《 米の宝くじ大当たりのニュースでBGMがピンクフロイトの「MONEY」ってのもなあ。 》

《 「子供が文字を読めるようになってきたので、今年から御社の年賀状を遠慮したい」と言われた フランス書院文庫編集部 》

《 廃線や引退車両の最終日に大挙して押し寄せた挙げ句
  車両占拠してバカ騒ぎするカスどもがいるけど、あれは乗り鉄じゃないのか?

  ↑葬式鉄という別の鉄屑 》

《 交通違反をした車が白バイに停められ、運転者が名前を問われる。「ウンテンです」 「だから名前」「ウンテンです」。埒があかないので助手席の女に名前を問うと、「オンナです」。 やむなく後部座席に問いかけると、「ナカマです」。←沖縄 》

《 もういっそのことSMAPは国が買い取ったらどうか。 》

《 「カトリーヌ・導入部」