『あらくれ』

 徳田秋声『あらくれ』1915(大正4)年を『昭和文学全集11 徳田秋声集』角川書店1953(昭和28)年初版で読んだ 庶民階級に生まれ、実母から疎まれて育った女の前半生が描かれている。体を動かすことを何ら厭わぬ、気性の激しい 「お島」は、男勝りというか「あらくれ」だ。金銭への欲望が生に現れる人間関係の一大パノラマ。読み始めた時は、 こういうドロドロの愛憎はやだなあ、と引いていたが、読み終える頃にはよくぞここまで描いたか、と感心。徳田秋声、 侮れぬ。

 参議院選挙の期日前投票を済ませる。人がぞろぞろ来る。こんなの初めて。
 曇り空で暑くないので午後、源兵衛川最下流部(国道一号線北側)のヒメツルソバを抜く。土のう袋一袋。 終わったところに日本野鳥の会の滝さんから声をかけられる。彼は下流の温水池の鳥の調査をおえたところ。 「ヒメツルソバは増えるからねえ」と川を見ながら四方山話をしていると、二羽のカワセミ下流へ飛んでいった。 「番(つがい)かな」と滝さん。だろうなあ。別れて川を遡って水の苑緑地の脇を通ると、カメラじいさんたちが 一斉に同じ方向へカメラを向けている。さっきのカワセミとは別のカワセミだろう。

 ネットの見聞。

《 私も同感。子どもがいる・いないに関わらず、40代以上の大人は、自分がこの世を去ったあとに どんな社会を残したいのかも考える必要がある。それを考えなければ、今の高校生、中学生、小学生、幼稚園児らが 10年後20年後にそのツケを払わされる。 》 山崎 雅弘
 https://twitter.com/mas__yamazaki/status/750186226267803648

《 BBCも報道。「2020東京五輪の組織委トップが日本選手に『国歌を口ごもるな(はっきり歌え)』と注意」。 こちらは森氏が「2014年に英語は敵性語だと述べた件」や、ロゴと競技場のトラブルにも触れている。 なんでこんな人物が、日本では(略 》 山崎 雅弘
 https://twitter.com/mas__yamazaki/status/750187070455312384

《 ある音響技術者の失敗談を借ります。彼は長い歳月をかけ、問題点とされていた音声信号の歪みを完全に除去した 機器を開発しました。数値上完璧なその機器を通した音色は……ちっとも良くなかったのです。 「完璧な栄養バランスのドッグフードを開発したのに、犬が食べてくれなかった」 津原泰水
 https://twitter.com/tsuharayasumi/status/750342158410932224

《 俵万智さん 「サラダ記念日」記念連続ツイート  》 togetter
 http://togetter.com/li/689155

《 今日はうかつに「この味がいいね」というと大変なことになってしまう日。 》 中野善夫
 https://twitter.com/tolle_et_lege/status/750486334007943168

 ネットの拾いもの。

《 酔った勢いで、3Lのスイカを、半玉、食った。
  臨月なう(ToT) 》

《 脳みその本日の営業は終了いたしました。
  思考・注意力等のご用命は翌朝以降にうけたまわります。 》

《 【喜々怪々】 》