『悲歌と祝祷』再び

 『自選 大岡信詩集』岩波文庫2016年初版についてのブログ。

《 岩波文庫の解説を三浦雅士が書いている。26ページに及ぶ解説は力作で、大岡をみごとに分析している。 文庫の解説という性格からマイナス面には言及していないが。三浦は大岡の批評家としての側面を高く評価する。 そして大岡の詩集『悲歌と祝祷』、『春 少女に』の2冊を、掛け値なしに日本現代詩の最高の達成であると称揚する。 》  mmpoloの日記
 http://d.hatena.ne.jp/mmpolo/20160708/1467928717

 4月27日に『悲歌と祝祷』について書いている。間違いを発見、手直し。
 http://d.hatena.ne.jp/k-bijutukan/20160427#p1

 4月27日と同じ曇天。しかし、4月にはなかった重い湿気に参る。オツムは昼アイス。それは措いて。
 『悲歌と祝祷』の最後の詩「少年」は、塚本邦雄・編『現代詩コレクション』書肆季節社1990年初版にも収録。 冒頭から見事なつかみ、だ。

《  大気の繊(ほそ)い折返しに
   折りたたまれて
   焔の娘と波の女が
   たはむれてゐる  》

 5日に話題の「近代日本の100冊を選ぶ」、その単行本『近代日本の百冊を選ぶ』講談社1994年初版帯付が ネット注文した古本屋から届く。500円。前半は雑誌と同じ。後半は百冊紹介の書き下ろし。読ませる。

 ネットの見聞。

《 この復興政策は失敗だ。

  そこからスタートすべきである。その認識の上で、根本から政策のあり方を見直して、今からでもよい、 可能な復興のあり方を再構築し直し、また今後こうした失敗が二度と起きないよう、 何がこうした事態を引き起こしたのか、十分な検証が行われることを望む。 》 山下祐介
 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49113?page=6

《 総統閣下はマスコミ幹部と会食中です。 》 名古屋彰
 https://www.youtube.com/watch?v=27Yvtm8Z78g

《 正体を暴く! 日本会議は何をやろうとしているのか? 青木理×山崎雅弘 》 サンデー毎日
 http://mainichi.jp/sunday/articles/20160704/org/00m/010/004000d

《 自分たちが弱いと不安を感じる時、人って自然と守りの態勢をとってしまうもの。守るってのはつまり、 自分たちの価値を過去に求め、敵と味方を分け、味方は団結し、異なるものを避け、個人より集団の利益を優先し、 分かりやすく単純で可視化できる境界に壁を築く。今、そんな世界を見ている気がする。 》 しりあがり寿
 https://twitter.com/shillyxkotobuki/status/750856268290486276

 ネットの拾いもの。

《 人妻の対義語は人夫 》