「境川、下調査」

 開店一番、ブックオフ長泉店へ文庫本を持っていく。二十冊くらいか。三百円になればいいなあ、と思っていたら、 七百三十円。何が高かったんだろう。その金で芦辺拓『不思議の国のアリバイ』光文社文庫2003年初版、太田忠司『クマリの 祝福』中公文庫2015年初版、北村薫ほか『9の扉』角川文庫2013年初版、計324円。
 気づけば三島駅西側の一級河川境川の起点まで、狩野川への合流地点から北上、遡る日まで二週間。帰宅は後回し。 自転車で調査。三島市と清水町が購入した元養魚場の北側部分の跡地へ入る。今までは私有地で入れなかったが、勝手に入る。 廃屋の床に突き出ている土管から湧き水が勢い良く噴出。なんか怖くてさわらず見るだけ。その先のミツマタと呼ばれている 湧水池を半世紀ぶりに見る。変わらぬ風景。一帯が近々湧水公園に整備される。期待大。
 「富士山・境川大湧水公園プロジェクト」
 http://www.gwmishima.jp/modules/information/index.php?cid=36&lid=1264&page=print

 国道一号線まで南下(下り)。そこから遡上。境川は住宅の裏を流れている。家々の間を抜けて観察。旧東海道を渡って上流へ。 下を流れる境川(ここからは幅一メートルほど)を覗き込んでいると、知人から声をかけられる。川へ下りる石段があると言う。 先へ行くと住宅の裏側に手作りの階段。おお、これはいい。ありがとさん。なにせ暗い谷底を這って行くようなもの。建物の下の 薄暗いところに小さな湧き間。これは見落としていた。小魚がいる。それから通称新道(旧国一)まで遡る。ここから上流は 垂直の壁で深さ三メートルほど。ふう。それにしても、くねくねと曲がっている。きょうはここまで。ふう。

《 境川は、三島市幸原付近に源を発し、火山性扇状地を蛇行しながら南流して清水町的場地先で狩野川の8.8km地点右岸に 合流する河川です。
  狩野川合流点には国土交通省により樋管及び排水機場が整備されています。かつての境川は、江戸中期までは 幸原の青木橋付近で大場川から分かれた派川でしたが、大地震や大洪水(1659年)によって主流が大場川に移ったと 伝えられており、現在では大場川の徳倉堰から取水した農業用水のみが流入しています。また、境川の名は、 かつてこの川と大場川の上流部が「伊豆」と「駿河」の境となっていたことに由来します。河道は、 市街地を流れる上流部を除いて、平常時でも湧水の影響により流量が豊富です。中流部には、湧水を水源とする「丸池」があり、 古くから灌漑(かんがい)に利用されてきたほか、丸池の周辺では湧水を利用した養魚業が営まれています。 中流から下流にかけては、川沿いに古くから集落が形成されており、生活に必要な水を得やすかったことが覗えます。 》
 http://www.shizuoka-kasen-navi.jp/html/kano/basic_02.html

 ネットの見聞。
《 「普天間の被害を除去するには辺野古に基地を建設する以外にない」と簡単に言い切ってしまった裁判長
  長い議論の歴史があり、国内外の専門家の間でも見解が分かれる、微妙で複雑な問題であるのに・・。 》 岡口基一
 https://twitter.com/okaguchik/status/776918891566018560

 ネットの拾いもの。

《 生の音って、本当に勢いやパワーがあって、素敵だな…と思った。 》

 生の首!?

《 刊行日と缶コーヒーは似てるな。 》