「レコードの日」

 昨日は肌寒かった。で、昨晩、コタツを出す。いやあ気持ちいい〜。勢いで椅子に敷く座布団型温熱器も設置。つぎに オイルヒーターを出せば冬仕様だが、まずはここまで。寒さは服で防ぐ。

 昼の一時間、静岡市からの視察四十人を源兵衛川へ案内。皆さん、これは素晴らしいと驚かれる。まだ知られていないことに 私は驚く。静岡市大道芸ワールドカップで賑わっているが、こちらは大通りが歩行者天国で大賑わい。人出に驚いておられた。 無事終了。やれやれ。

 木田元・編『一日一文』岩波書店のきょうはE.H.カーの言葉。

《 全体として、歴史家は、自分の好む事実を手に入れようとするものです。歴史とは解釈のことです。 》

 上手いことを言うなあと感心し、正鵠を射ていると頷く。

 きょうは「レコードの日」とか。文化の日にふさわしい。ではレコード盤に針を降ろすか。で、何を聴く? You Tube から 削除された音楽を。西島三重子『夕闇のふたり』1984年。来生えつこ・作詞/来生たかお・作曲。洋盤ではスーラ・ビルビリ Soula Birbiki 『誘惑のテーマ』1966年。ギリシャ映画『誘惑』のサウンドトラック(復活していた)。
 http://レコードの日.jp/
 http://www.dailymotion.com/video/x3p4uf1
 http://d.hatena.ne.jp/video/youtube/bqUnG6mFfB0

 『誘惑のテーマ』でギリシャ音楽が胸に焼き付いた。それから十年。東京・下北沢の輸入レコード店バンブー・ハウスで ジャケット買いをしたのが、ハリス・アレクシーウ HARIS ALEXIOU の『 Haris Alexiou 2 』1976年。ギリシャ独特の リズミカルにうねる演奏にぐいぐい絡むような歌い方のライカ。同じコブシでも東西あまりの違いにあらためて驚く。
 https://open.spotify.com/album/5fAFvBKyUfeJT64MxLA556

 1976年といえばサンバのベッチ・カルヴァーリョ BETH CARVALHO 『 Mundo Melhor すばらしき世界』が発売された年だ。 このLPレコードを当時直感で購入して感動。つらい生活を慰められた。名盤だ。CDも持っているが、レコードがいい。 最も好きな「4. 丘にもどって Volta pro Morro 」はYou Tubeから削除されている。
 http://cm-song-movie.blogspot.jp/2011/07/mundo-melhor.html
 http://blogs.yahoo.co.jp/jazz_a7/38421677.html

 西島三重子とハリス・アレクシーウは、私と同じ1950年生まれ。キリがないのでこのへんで。

 ネットの見聞。

《 レコードを聴くという行為自体が、カルチャーなのだ。 》 東洋経済オンライン
 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161102-00142791-toyo-bus_all&p=3

《 【TPPの呪い】西川農水大臣が献金疑惑で辞任→甘利経産・TPP担当大臣が献金疑惑で辞任→西川TPP特別委員長の暴露本騒ぎで 通常国会審議断念→福井TPP特別委理事強行採決発言で辞任→山本農水大臣強行採決発言→山本農水大臣強行採決冗談発言← イマココ 》 シン・コタツ
 https://twitter.com/sangituyama/status/793650647874752512

《 民間企業でもゴーインクコンサーン(持続可能な経営)を意識するわけだけど、それでも最近では四半期決算などで短期化。 ただ、行政も正直、経営判断のスパンは職員だと1-2年の担当期間、議員でも選挙とかで4年という構造となってしまっていて、 50-100年の計って存在していない。 》 木下斉
   https://twitter.com/shoutengai/status/793978489518977025

 ネットの拾いもの。

《 最近はレコードを1回も聴いたことがない若者も多数いる。いきなり針を円盤の真ん中に落とすものもいるという。 》  東洋経済オンライン
 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161102-00142791-toyo-bus_all&p=4

《 いらん近況です 》