朝、知人女性とメールの遣り取り。どこも老親を抱えて。私より若い彼女は病を抱えている。四老死苦なんて戯言が浮かぶ。 世の中浮かばれぬことが多い。でも、浮かぶ瀬もある、と思いたい。おーい、源兵衛川には広瀬があるよ。子どものときは泳いだが、 水量が減って汚れ、誰も寄り付かなかった。今は浅くてきれいだから幼児の水遊び場。浮かぶ瀬もあるわ。
昼前、源兵衛川下流部一本松そば、深いのでサンダルに履き替えて石垣のヒメツルソバ二本を抜く。見ていたおばさんに頼まれて クレソンをニ株採取。高いのよね〜、茹でて食べるわ、と喜ばれる。帰りがけ、川のそばに住んでいるというおじいさんと談笑。
一番下に飽きもせずに貼ってある『さわやか自然百景』の記事。思いつくまま五十人ほどの知人たちに新聞記事と一緒に コピーした案内を郵送。メールがわかる人たち数十人にメール送信。そしてコピーを源兵衛川周辺の店、住宅、病院などへ 面接して配ったりポストへ投げ込んだり。ふう。予想通り殆どの人がテレビ番組をご存知なかった。テレビで放送される、 と聞くと皆さん、おお、という表情を見せる。テレビの威力を感じる。小遣い銭と手間をずいぶんかけた。できることはした。 ま、馬鹿げたことだが。それをしちゃうのが私。昨日某店の主人から「越沼さんてよく動くわね」と感心さ(あきれら)れた。 「自転車操業だから動かないと倒れちゃう」。彼女は微笑。しかし、放送内容が○○だったらどうしよう。
大学の級友から返辞のメール。先だっての同窓会(私は欠席)での彼の発言。
《 現役の小勝は2020年のオリパラに向けて新たな花火組織を立ち上げたという話をしましたよ。 》
株式会社丸玉屋だけあるわ。
http://www.marutamaya.jp/
彼の父小勝郷右の本『花火──火の芸術』岩波新書1983年初版から。
《 私も静岡県の三島市で催された競技会へ十六歳頃、兄と二人で四発の尺玉を持って出掛けたことがある。 》 48頁
中村雄二郎『かたちのオディッセイ』岩波書店1991年初版を少し読んだ。「序文」からワクワクさせる。
《 まず第一に、現代の知の地殻変動のなかで要求されている〈知の組み換え〉とは、既成のとくに高度に抽象化された概念や 理念を、一度もっと具体的で感覚的な次元へ引き戻して考えなおすことである。そして、そのときに問題になるのは、なによりも、 〈ことば〉(言語)とともに〈かたち〉である。 》
《 ここでかたちとは、これまで永い間哲学が問題にしてきたエイドス(とイデアとしてのかたち、あるいは形相)を超えるのは もちろん、視覚的な形態だけではなく、体性感覚(運動感覚や筋肉感覚を含む)の捉えるものの姿でもある。そして聴覚的および 体性感覚的なリズムを含み、さらに、見落とされやすいが、色(色彩)という重要な分身をもっている。 》
「体性感覚的なリズムを含み」。これでワクワクしないことがあろうか。いざ、未知の知の大海原へ。
ネットの見聞。
《 沖縄蔑視の表記を削除 米軍、新兵の研修内容変更 》 沖縄タイムス プラス
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/71479
ネットの拾いもの。
《 「人に自分の本棚を見られると、内面を見透かされるんだって」 「うちは全然大丈夫。だって、本棚の前に床から何重にも本が積み上がってるもん。本棚なんて見えないもん」 》 猟奇の鉄人
https://twitter.com/kashibaTIM/status/798827771090718720
《 興味がないことで埋まるTLってのもそれはまた見ようによっては面白くて、映画に1ミリの興味もない私が 「シン・ゴジラ」も「君の名は。」も最後は親指を立てながら溶鉱炉に沈んで終わると知ることができたのはTLのおかげだよ! (もうそういうことになった。) 大矢博子
https://twitter.com/ohyeah1101/status/798714255503605760
《 本名を使うことを許されなくなった者の名を、「○○(本名:××××)」の形式で連ねた名簿を、 ノーネンクラツーラと呼ぶ。 》 冬樹蛉
https://twitter.com/ray_fyk/status/798767506223529984
お知らせ
NHKテレビ『さわやか自然百景』、「富士山 三島溶岩流」で源兵衛川を放送予定。
総合 20日(日)午前7時45分〜8時00分
BS プレミアム 21日(月)午前11時00分〜11時15分
http://www4.nhk.or.jp/sawayaka/x/2016-11-20/21/28447/2503715/