『内部の真実』

 ツイッター日影丈吉の長編推理小説が話題に。

《 日影丈吉『内部の真実』読了。太平洋戦争中の台湾で起こったとある殺人事件を二部構成の手記で描く。 事件自体はごく単純なものだが、それをここまで複雑怪奇に展開させ、なおかつ幻想的な味わいを混ぜ込んで描ききる 日影マジック。そしてそれを成立させているのは冷徹なほどの人間分析ではなかろうか。 》 竹本健治
 https://twitter.com/takemootoo/status/804700190464581632

《 『真赤な子犬』は『別冊幻影城』でお読みになって、「こんな作家、2度と読むかい!」と仰っていたのを、 『内部の真実』は是非にとお勧めしたのが30年ほど前。長編ベスト3は、ちくま文庫版の日下三蔵解説で挙げられている 『内部』『女の家』『多角形』というのに禿同です 》 新保博久
 https://twitter.com/oldmanincorner/status/805195470603571200

 そそられて『別冊幻影城』絃映社1975年で読んだ。じつに濃密な心理描写。ちょっくら台湾に行きたくなる。
 『真赤な子犬』徳間文庫1982年初版の中田耕治の解説から。

《 日影さんがフランス料理の大家で、しかも一流の推理作家であり、一流の翻訳家であることはよく知られている。 》

《 日影丈吉の「真赤な子犬」はそういう作品ではない。この作品に、「本格物の退屈な部分」という場所概念の設定が あるが、これは退屈どころか、みごとな説明になっている。 》

 人の物事の捉え方はまったく人それぞれだ。

 雨が上がって晴れてきた昼前、源兵衛川中流部、下源兵衛橋上流で茶碗のカケラを拾う。十キロを越えて終了。 一汗。

 ネットの見聞。

《 「権力をしばく!」ニューハーフ弁護士が明かした壮絶過去 》 女性自身
 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161204-00010001-jisin-ent

《 トランプ氏との接触に異議 米政府が日本に伝達 》 沖縄タイムス
 http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/74253

《 日本原研のダメダメ振りは、田中委員長も重視しています。8月の規制委員会定例会で厳しい指摘もしていました。 早ければ年内にも、原研の児玉理事長と規制委員会の意見交換が行われる筈です。東海再処理施設のリスクの最たるものが、 ガラス固化体にできないままの高濃度廃液400京ベクレルです。 》 春橋哲史
 https://twitter.com/haruhasiSF/status/805549921877172224

 ネットの拾いもの。

《 クリスマスを1人で過ごす言い訳で『リア充カップル達の為に夜景を作っている』を上回る切ない言い訳を募集した結果を発表します。

  最優秀賞
  『うちの地元、まだキリスト教が伝来してないんだ』

  高齢の住職賞
  『七面鳥の通夜があるので』

  です。ご参考までに。 》 坊主
 https://twitter.com/bozu_108/status/805175526176395264

《 外国人観光客のためにやる、というなら、かつての東映映画の賭場を再現してみたらどうだろうかw 高倉健のそっくりさんとか、 藤純子のそっくりさんとか、壺振るのw たまに殴り込みがあって、専属の殺陣師が素晴らしいタチマワリを見せてくれて、拍手喝采w 》  ネットゲリラ
 http://my.shadowcity.jp/2016/12/post-10257.html