河合隼雄『こころと人生』創元社1999年初版、「 IV 老いを考える」を読んだ。四天王寺での講話を起こしたものなので 平明な語り口。ここに引用するほどのもとはなかったが、帯の鶴見俊輔の短い推薦文に目が留まった。
《 日本で衰えたのは、/聞く力である。/聞き手を失った/現代を背景に、/河合隼雄が/ひとり立っている。 》
聞く力。どこかで聞いたような言葉だが、ここが初出か。人と接する時、まずは相手に話させる=聞くことが重要と思う。 が、ついつい自分から喋ってしまうことが多々ある。ふっと気づいていけねえと、自戒。
同人誌扱いの小野家由佳『結城昌治読本』シマダ商事が瞬殺で売れ、再版も予約が瞬時に一杯と、一部ネットでは話題に。
http://seirindousyobou.cart.fc2.com/ca4/284/
《 「結城昌治読本」は初版が発売40分で完売。再版が予約開始17分で打ち止め。この分だと、12月23日の店頭発売は 盛林堂開店の6分前に売り切れるに違いない。
だか未入手を嘆くよりも、一冊でも多くの結城昌治積読本を読むことが、製作者の思いに応える行動だ。 勇者は全短編レビューに挑め!! 》 猟奇の鉄人
https://twitter.com/kashibaTIM/status/809726208145387520
単行本文庫本合わせて四十冊ほどあった。『暗い落日』文藝春秋新社1965年初版、『公園には誰もいない』読売新聞社 1967年初版など初期のハードボイルド・ミステリに惹かれる。『暗い落日』裏表紙の宣伝文から。
《 言葉を武器に強い沈黙を生きねばならぬ本篇の私立探偵が対話に耐えているもの。
「人の心は移ってゆくものです。いつまでも同じ所に立っているものは残される」
「それで寂しくないの」
「愛していた時ほど寂しくありません」
すべての推理小説が探偵小説である前に文学でなければならぬとは考えないが、すぐれた推理小説はいやでも 文学たらざるを得ないという課題を抱く結城さんは、時間の中で魂にとって何が生であり何が死であるかを本格推理の見事な 筆にのせた。 》
私立探偵とは「聞く力」を最大限必要とする職業だな、と気づいた。
付箋が林立している結城昌治『俳句つれづれ草 昭和私史ノート』朝日新聞社1985年初版、結び近く。
《 日本は昭和三十五年(一九六○)の安保闘争をさかいに、四年後の東京オリンピックを経て高度成長をとげ、日米軍事同盟を 強化していきます。 》
ネットの見聞。
《 種村季弘のエッセンスとは何か。それぞれがひとつの世界を切り開き、地平を変えたという意味では、『怪物の解剖学』、 『薔薇十字の魔法』、そして『壺中天奇聞』三点に尽きるー高山 宏『見て読んで書いて、死ぬ』 》 奥村ペレ
https://twitter.com/okumurapele/status/809731798842294272
『薔薇十字の魔法』は未読だ。
《 安倍さんの北方領土の「新しいアプローチ」ってヤツ。どんな新しいアプローチかと思ったら、 いつも安倍さんがやってるバラマキ外交じゃんw
ぜんぜん新しくないし… 》 無外流の狼
https://twitter.com/miburou3/status/810077129241018368
《 五輪の負担は数兆円。原発後始末の負担は数十兆円。桁が違うでしょう。しかも、3.11当時、未成年であった世代や、 産まれていなかった世代にも負担させようという。無理筋もここに極まれり。 》 春橋哲史
https://twitter.com/haruhasiSF/status/810247077796016128
《 NAVERまとめに無断転載を抗議したら、衝撃的な回答が来た 》 有賀正博
https://www.photo-yatra.tokyo/blog/archives/11164?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
《 【フリーセックスへの誤解】エロい意味に受けとられがちだが本来の意味は「男女同権」(セックスは”性別”を指す) たとえば「スウェーデンはフリーセックスの国」という場合、男女の垣根がない国という意味。けっして乱交天国ではない 》 フランス書院文庫編集部
https://twitter.com/franceshoin1985/status/809398354908237824
ネットの拾いもの。
《 肩書きを入力したところ「大学非常勤子牛」になっていた。
頭の中を♪ドナドナ〜が流れ、切ない気持ちになった。モウ〜。 》 TomokoTagawa
https://twitter.com/69Rock54/status/810007073228488704
《 男「胸のサイズを教えてよ」
女「小さいわ。卵くらいよ」
男(卵ならないわけじゃない。大きくなるかも…)
男は結婚を決意。やがて初夜…
男「ぺっちゃんこじゃないか!」
女「あら、目玉焼きだから間違ってないわ」 》