『述語的世界と制度』「第四章 他者・暴力・時間」ニ

 2017年、平成29年。滑らかに口から出る時には年が改まっているだろうな。
 昼前、自転車でブックオフ函南店へ。風が凪いで心地よい。何もなかったけれど、帰りは真正面に富士山。壮観。
 昼過ぎ、友だちから電話。どこか行った?と訊かれたので、答えたところ、知人女性が自転車で走る姿を見てメールを よこした、と。わ、どこで見られているかわかんない。
 午後、ブックオフ三島徳倉店へ。顔見知りの男性から挨拶される。わ、ここでも。アンドリュウ・ガーヴ『ヒルダよ眠れ』 ハヤカワ文庫2008年初版、山前譲・編『全席死定』徳間文庫2004年初版、計2割引172円。『ヒルダよ眠れ』を変換したら 「昼だよ眠れ」。九時間寝たから昼寝無し。

 近所の立体駐車場は入車待ちの車が並んでいるが、三島市医師会のメディカル・センターも駐車場が満車。ガードマンが ついている。ここは満車御礼とは言えない。

 中村雄二郎『述語的世界と制度』岩波書店1998年初版「第四章 他者・暴力・時間」を少し読み進める。

《 ここでいう善意と忍耐とは、さらにいえば、自己の行為の勝利に同時代人として立ち会うのをやめることであり、 そのときにめざされる未来は、〈私の死と関わりのないもの〉でなければならない。そして、自己の行為の勝利に立ち会うのを やめるとは、この勝利を〈私のいない時間〉のなかで手に入れること、私のいない勝利の世界をめざすこと、私の時間の地平を 超えた時間を目指すことなのである。このような態度のことを、私の〈私の時間からの解放〉、あるいは〈他者の時間への移行〉 とも、レヴィナスは言っている。そして、これは、とりもなおさず、ハイデガー流の〈死への存在〉の彼方の未来のために 存在すること、〈私の死後に向かって存在すること〉なのである。 》 222頁

《 善意と忍耐にもとづく〈絶対的な奉仕〉と言ってもいい。彼によれば、このような奉仕は、およそ〈欲求〉( besoin 〉から 生じるものではない。 》 222頁

《 欲求は、たとえ救済の欲求のような崇高なものであっても、自己に回帰する。それは、おのれを心配することであって、 先に〈エゴイズム〉と呼んだ根源的な〈自己同一化の形式〉である。 》 223頁

《 レヴィナスは、自己に回帰するこの欲求に、他者へ向かう〈希求〉( desir 〉を対置している。この方はすでに充たされている 存在者から生じるものである。この他者への希求は、われわれの社会性そのものである。希求において、自我は、おのれにとって 至上の同一化が失われる危険を冒してまでも、他者へと向かうのである。 》 223頁

《 レヴィナスは、このように〈同一なるもの〉と〈他なるもの〉との関係において現象学をとらえた上で、いよいよハイデガーの 批判に入っていくのである。 》 229頁

 このあたりは、私の現在の能力では理解が及ばない。ただ目を通すのみ。機が熟するのを待つ(またか)。

 ネットの見聞。

《 アンチ西野の皆様、明けましておめでとうございます。 》 キングコング西野
 http://lineblog.me/nishino/archives/9252684.html

《 幸せを保証する3つのルール。第1に犯したミスを認識すること。第2に自分が成長するために励むこと。 第3に何かを変えようと思いついたなら、すぐに行うこと。つまり安倍晋三が国民に対してやらないことである。 》 兵頭正俊
 https://twitter.com/hyodo_masatoshi/status/815452302437859329

《 カジノ法案で『労働なき富』、原発輸出に武器輸出で『道徳なき商業』だし、、、 》 モンゴル99
 https://twitter.com/SugorokuTonya/status/815220821694132224

 ネットの拾いもの。

《 何と十二年ぶりの
  イヌ年
  まで、あと365日です! 》