稲葉真弓『花響(はなゆら)』平凡社2002年初版、後半も読んだ。二十三話それぞれに利渉重雄の銅版画の挿画。「第十六話 夢の椅子」には、私ももっている作品「夜を詠う巡遊の群」が使われている。
http://web.thn.jp/kbi/risho.htm
最終話「第二十三話 水に帰る日」冒頭。
《 ロビン・エッグ・ブルーという色があるのを知ったのは最近のことだ。 》
robin's egg blue を検索。「雨過天晴」に近い微妙な青色だ。しかし実物を見ないとなんとも言えない。それはさておき。『花響』、 佳編揃いだった。降りしきる雨音を耳にしながらの読書。いい時間だった。他にも読みたくなったが、意外と出回っていない。
ネット、いろいろ。
《 古書店で10万円の奇書『すすきののママ101人』はなぜ生まれたのか 》 MIXIニュース
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=4485946&media_id=58&from=twitter&share_from=view_news
『すすきののママ101人』は平成元年、1989年の出版。手元の『'82 大分のママ135人』は昭和57年12月1日、SUN企画発行。 「あとがき」から。
《 最初、大分100人のママさんの企画が、思ったより評判が良く、途中で130人を突破した時には、どうなることかと心配しましたが、 結局135人に落ち着き、ホッと一安心。『ナイトマップ大分』に入っての、これが初仕事となったことを、ささやかな喜びとしたいと 思います。(御) 》
(御)は、フリー・ペーパー『南大分マイタウン』の編集兼発行人の御沓幸正氏。このほうが先行。顔写真を見て、うう、大分、 行きたい、と悶た、遠い記憶。
《 達郎・源のラジオ、「恋」を弾き語りで歌う星野源。なんというか、「蒼氓」感ある 》 T屈男
https://twitter.com/taikutumasa/status/843772427368714240
「蒼氓(そうぼう)」。なんとも懐かしいことばだ。第一回芥川賞受賞作、石川達三『蒼茫』。
《 歴史研究はおもしろい。講演に行って「〜という従来説は誤りで、〜のほうが正しいです」と言うと、 逆上した聴衆から厳しい責めを受けることがある。こちらが「オタクの説はどういう史料に書いているのですか?」と尋ねると、 「あんたなんかに言う必要はないんだ!」という。やはり妄想なのだろう。 》 渡邊大門
https://twitter.com/info_history1/status/843768102265356288
《 マイナンバーというものが施行されると聞いた時は
「国民が番号で管理される暗黒社会が到来してしまうのか」と思ったよ
まさか、ナンバーだけ発行して管理システム作ってないとは思わないよね普通 》 ペペロ
https://twitter.com/pepero1999/status/843398188694360066
《 犬や猫を飼いたいという気持はあるのだが、当然のことながら、オレより先に死ぬわけだから、そうなると悲嘆のあまり、 渋谷の交差点で機関銃を乱射したい気持になりそうなので、社会の安寧秩序を守るため自重している。 》 赤城毅/大木毅
https://twitter.com/akagitsuyoshi/status/843818053271871489
《 香箱座り 》
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%99%E7%AE%B1%E5%BA%A7%E3%82%8A