「ベルス」

 昼過ぎ、電車を乗り継いでJR原駅へ。旧東海道を東へ歩いて十分足ほどで長興寺入口にきょう開店した「ベルス」。 緑茶を出すだけのお店は土、日のお昼時間に開く予定。あくまでも予定。一人暮らしの女主人に傘寿のお祝いの花束を贈る。 友人知人(女性ばっか)からいいねえと感心される。皆で誕生日を祝う。一足先に退出、帰宅。
 買いものから帰ると、千葉の従姉妹二人が娘と息子を連れて突然の来訪。娘さんと息子さんは初対面。叔母(従姉妹の母) の作った高さ三十センチほどの肌理細やかな日本人形二体がちゃんと飾られていて喜ばれる。先だって内野まゆみさんから 恵まれたタイル画に惚れ込み、帯留めに加工したいと言うので内野さんに電話。快諾を得たので贈る。なんやかやと賑やかな 夕方、お土産を手渡して見送る。

 ネット、いろいろ。

《 ところが、この失ってはならないものが取り戻せなくなっている。だとしたら、これからの日本はコージョー(工場) ではなくコーバ(工場)によって、シジョー(市場)ではなくイチバ(市場)によって力を蓄えるべきなのである。 職人もコーバやイチバで何か根本的なものを取り戻さなくてはならない。まずは小関智弘を読まれたい。 》

 本棚から小関智浩『春は鉄までが匂った』現代教養文庫1993年初版を抜く。

《 添えられた英伸三の黒光りする工場の鉄部品たちのモノクローム写真もよかった。 》 松岡正剛
 http://1000ya.isis.ne.jp/1634.html

 本棚から英伸三(はなぶさ・しんぞう)『天地無用』晩聲社1982年初版を取り出す。「7 天地無用」の、富士山を 背景にした、肝の座った迫力ある白黒写真群。世にはびこる「美しい富士山写真」の足元をどかんと揺るがす。

《 これらの写真は、一九七○年の新年早々、『朝日ジャーナル』の”第五象限”というシリーズに「富嶽腥風」という タイトルで掲載され、その後『世界』のグラビアにも使われた。 》 176頁

《原稿が遅れる言い訳に、PCが水没したというのは使えませんか。 》  Problem Paradise
 https://twitter.com/propara/status/845166927051812866

《 なぜ人は「スーザン忖度」という駄洒落の誘惑に逆らえないのか。 》 藤原編集室
 https://twitter.com/fujiwara_ed/status/845192785384787970

《 官僚機構とは全自動ソンタク機。 》

《 道徳教育は大事だよ。大人になって天下りとか平気でする人間がいるからね。 》 岡口基一
 https://twitter.com/okaguchik/status/845316674836357120

《 郷土愛豊かなパン屋さんの物語 》 鯨統一郎
 https://twitter.com/kujira1016/status/845423788523110400