「酒と女」

   世の中に酒と女は敵(かたき)なりどうぞ敵にめぐりあいたい  蜀山人

 上の狂歌大田南畝蜀山人の作だが、なにかにつけ思い浮かぶ。私は酒と女にはめっぽう弱い。好きだけど。 一応辛口の純米日本酒、フルボディの赤葡萄酒それにウィスキィ、それから最近は口にしないけどリキュールの コアントローが好み。日本酒でも大吟醸酒はどうもいけない。白葡萄酒も好かない。高級な酒は知らないが、高級だから 好きとは言えない。嗜好品は品質よりも好みで味わいたい。ま、中流下の階層はそんなもの(だよなあ)。なんて書いたのは、 読み始めた桐野夏生『グロテスク』のせい。ここには高所得者層の子弟の通う小中高大一貫の高校生の生態が生々しく描かれている。 地方の中産階級の私の知らない世界だ。それは措いて。嗜好品、それは生存には不要だが、生活には欠かせない不思議なもの。 それがなければ生きている楽しみはどこにあるってもの。それが人によって酒であり、女(男)であり、ギャンブルである。
 私にとっては酒はなくてもしょうがない、と諦められる。緑茶と紅茶はなくても我慢できる。けれど、珈琲と美女は不可欠。 珈琲と魅力的な女性がなかったら、なんで生きていらりょうか。美女を求めてなら何千里も厭わない。灯台下暗し、という諺もある。 どこで会えるかは予測不能
 珈琲は金を払えば飲める。凄い美術品も金さえあれば入手できる。金で手に入れられないもの、それは信頼。『グロテスク』 には絶世の美女が出てくるが、彼女だって金で抱ける。金で手に入れられないもの、それは他人様(ひとさま)からの信頼。 生きていると嬉しいことに出会う。先月25日の誕生日祝いに贈った花束の花がまだ瑞々しいとおばあさんは喜んでいると、 昨夜友だちから聞き、ああ、人生の喜びだなあと、しみじみ。それを教えてくれた友だちに感謝。
 http://d.hatena.ne.jp/k-bijutukan/20170325#p1

 午前、源兵衛川を案内。染井吉野は蕾膨らむ。
 午後、清住緑地の整備作業に参加。伐採した竹を運ぶ。午後四時過ぎ帰宅。ふう。
 友だちから電話。某商品のキャッチコピーを、社長は「他はニセモノ」。部下はそれはマズイと「まがい物」。友だちは 「逸品」を提案。すごい世界だ。

 ネット、いろいろ。

《 Moscow’s Gallery-Like Metro Stations Photographed While Completely Empty 》
  モスクワで撮影された無人の時の地下鉄の駅。スターリンの指示による光と明るい未来。
 https://www.demilked.com/moscow-metro-stations-photos-russia-david-burdeny/

《 明日仕事だってのにこんな時間に飲む酒はうめぇな 》 パンツ山
 https://twitter.com/p2p2yama/status/848602485652504576

《 その通り。そして更に,海外メディアの関心が安倍の辞任に集まっているのは,「安倍が辞任するか」ではなく, 「国民が安倍を辞任させるか」を見届けたいから。つまり,国粋主義化する為政者を民は看過するのか。「国」じゃなくて 「民」が戦時の過ちを繰り返さないようにするかどうか,それを見ている。 》 T.Katsumi
 https://twitter.com/tkatsumi06j/status/848349715099860992

《 この週末に見たレゴランドへの言及は、全て、食い物と飲み物とその値段の話であった。 》 総統
 https://twitter.com/soutou_d/status/848482516709158912