新装MOA「岩佐又兵衛」

 朝、ギャラリー・カサブランカで展示された味戸ケイコさんの絵を、オーナーの勝呂さんから受け取る。
 午後、知人の車に同乗、新装なった熱海市MOA美術館の「奇想の絵師 岩佐又兵衛 山中常盤物語絵巻」を見に行く。 《 写り込みのない低反射高透過ガラスで細密なディテールを見る 》という触れ込みを確かめた。これは驚いた。ほんとに 写り込みがなく、ガラスの存在を忘れてしまう。直に見ているよう。ガラスを通したぶんだけくっきりと見えるかも。 美術品は余裕をもって展示され、一点一点を堪能できる。が、それゆえに展示数は以前より少い。全体としてスッキリしている。 それが成功しているのが展示場。グッズ売り場や喫茶室、レストランはオシャレ度が高くて(脚の高い椅子など)、年配者は 素通りしてしまいそう。センスが良い=オシャレの雰囲気は絵にはなるが、来館者を考えると、どうなのかな。それはさておき。 展示法はじつに参考になる。あそこに北一明の焼きものを置いたら、と思ってしまった。そんな小体な美術館を作りたくなる。 これは夢のまた夢ではあるけど。

 ネット、いろいろ。

《 基本的に希少性。他にないことをやるためには、他にいないような人になるのが第一歩。そしてそれは最初からそうではなくて、 常にそうなろうとしなくてはならないんだよね。 》 木下斉
 https://twitter.com/shoutengai/status/856778823362203648

《 文化の最も純粋な完成形態を「樂に成る」と音楽に求めた孔子は、人のありかたについても「藝に遊ぶ」ことに最高の地位を与えている。 道も徳も仁も、すべてはその過程であり方法であるにすぎない。「藝に遊ぶ」ことに、その存在のすべての意味がかけられている。 》  白川静
 https://twitter.com/sizukashirakawa/status/856744632247398402

《 あと、マーガレット・ミラーだと、津村さんが好きなのは『殺す風』だとか、ハーパー・リーアラバマ物語』や ルーマー・ゴッデン『人形の家』とかの話題も。 》 吉野仁
 https://twitter.com/crimezanmai/status/856181787453603840

 マーシアミュラーの『人形の家』講談社文庫1980年初版は、小泉喜美子さんの翻訳。付箋が貼ってあるから既読らしい。

《 これはよくある勘違いでね。
  極右なる言葉は行政上の定義がない。
  一方、極左なる言葉には「日本共産党より左」という行政上の定義がある。警察がそう規定してるから仕方ない。
  共産党極左と呼べないのが気に入らないなら警察に文句いおう。 》 いわば、菅野完という、レッテル貼り
 https://twitter.com/noiehoie/status/856433537477509120

《 昨日の神奈川新聞の取材は「どうして国民の人権を制約し、行政府独裁へ向かう安倍政権の諸政策に対して日本国民は抵抗しないのか?」 という問いでした。個別的な政策には同意できないけれど「左翼とかリベラルには絶対に統治を委ねられない」 という強固な意志が政権支持者には共通しています。 》 内田樹
 https://twitter.com/levinassien/status/856620522779492354

《 夫から「後輩が履いてるズボンの柄が、一見チェックみたいだけどよく見るとひとつひとつインベーダーみたいな柄になってる! すごい!」というメッセージがズボンの画像とともに届いたのですが、「その柄はね、千鳥格子っていいます」って返信しときました。 》  ハラ出ぷっちょ
 https://twitter.com/haradepuccho/status/856433255989469186

《 猫がカウンターの上からいろいろ積んである下に向かってゲロって、それだけでも大惨事なのに、ちょうどそこに別の猫が寝てて …ゲロかぶった方の猫が私の悲鳴で驚いて、2階から1階に逃げながらかぶったゲロをまき散らして走り回って…あああああああああ〜〜〜! 》  ときたま
 https://twitter.com/Mana9625/status/856700654802182144