『勘の研究』

 黒田亮(りょう)『勘の研究』講談社学術文庫1980年初版、前半を読んだ。

《 暗中模索を試みつつあるあいだには、そこに見出されるものはただ投げられた光を反射する面だけであって深さはないが、 だんだんと呼吸を呑み込むにつれて、奥底に見通しが利くようになり、いままですべての光を反射する物体の面だとばかり 思われたものが実は透明な構造を持ち、これを通して背景に点綴(てんてつ)するものをうかがうを得べく、光が反射されて いるように考えられるのは、あたかもガラス面を斜めに眺めたときのごとく、自己の観点の相違に起因するものであることに 気がつくであろう。 》 「第八章 動作および意志過程における勘(ニ)」 109-110頁

《 かく最後の目標たるものにのみ執着を持つことなく、それにいたるまでの途中の一歩一歩が仕事全体に対して有する 重要な意味は、勘心理学の立場からは理論的に肯定されるばかりでなく、実践的にもとくに力説せらるべきものである。 劇や小説のおもしろみは言うまでもなく、学術的研究や日常の平凡な仕事にいたるまで、結果や結論をのみ追うに急にして、 それに達する迷路を顧みないのは、いまだその道に理解あるものと言うことはできない。 》  「第八章 動作および意志過程における勘(ニ)」 113頁

 ネット、いろいろ。

《 「テロに屈するな」って言う前に、「グルメ接待に屈するな」って言いたいよ。 》 ネトウヨの毒舌な伯父さんbot
 https://twitter.com/NTUY_uncle_bot/status/878902078248075264

《 なぜか何度も芸大の話が出てきた。「教育機関」としての芸大の現状と、「対外効果」としての芸大イメージの乖離。 制度の中が腐り、その外側も腐る。
  制度と市場に支えられてきたアートという近代の機構そのものの地盤沈下。 》 大野左紀子
 https://twitter.com/anatatachi_ohno/status/879172387136131072

《 藤井聡太四段の対局中継を見てるんだけど、何から何まで俺の中学時代とは違うなと感心していたら、 夕食を注文する時に金を取り出した財布が、バリバリ!というマジックテープの財布で、同じとこあった!と嬉しくなった。 》  大谷 dandori 洋介
 https://twitter.com/dandori/status/879245780225339392

《 「優しくて凛とした喋り方で。こんな気持ちの涙を流したのは、いつ以来だろう」
  と、年配の方が呟いてくれていました
  すすり泣きが響くのに「悲しい」とは違う不思議な雰囲気に包まれた会場でした
  私が同じように語ったら「壮絶な闘病記録」になったかも

  小中学生主張発表会
  「尊厳」の全文です 》 えっつ
 https://twitter.com/etsusana1978/status/879097877343096832

《 小学校の学校公開で目撃した、先生の工夫が凄かった 》 しんざき
 http://blog.tinect.jp/?p=40971

《 “人工知能 天使か悪魔か”って、人工知能は妖怪に決まってるやんけ 》 畑中章宏
 https://twitter.com/akirevolution/status/878974052647317504

《 静岡県沼津市に本店がある沼津信用金庫(紅野正裕理事長)が7月から「後見支援預金」の取り扱いを始める。 》 THE PAGE
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170626-00000008-wordleaf-soci&p=1

《 「おじいちゃん、どうして日本には獣医学部がこんなにたくさんあるの?」
  「それはね、むかしむかしあるところに・・・」
  (中略)
  「あはははは」 》