『『日本文学史序説』補講』三

 加藤周一『『日本文学史序説』補講』ちくま学芸文庫2016年2刷、「第四講」「最終講」ほかを読んで読了。

《 芸術家が怖くなった政府は近いうちにかならず滅びるようです。江戸幕府も、ヒトラーも、スターリンも。 》 230頁

《 文学史は文学案内じゃないので、評価が変わるような独創性がないといけない。 》 258頁

 ネット、いろいろ。

《 東京五輪。国策イベントへの動員がどのように行われるのか、間近で観察できるまたとない機会だ。 》 辻田 真佐憲
 https://twitter.com/reichsneet/status/890887116854509569

《 夜廻り猫【第二八七話】 》 深谷かほる
 http://www.moae.jp/comic/yomawarineco/287

《 昨晩原田依幸さんと久々に呑む。音楽におけるオリジナルとコピーの相関性について盛り上がる。音楽を絵に譬えて 「コピーで困るのはオリジナルの輪郭だけ残して肝心な細部を全て消し去って香りすらしないもの」と原田さん。「一番困るのは魂 (ソウル)まで消し去っちゃうヤツだな」と笑う。まさに然り。 》 offnote
 https://twitter.com/offnote_info/status/890026498131763200

《 芸術の終焉──ダントー 》 GARAGE SALE
 http://d.hatena.ne.jp/araiken/20160406/1459923528

《 「近代の終わり」という大きな物語 8月号 》 石原千秋
 http://www.sankei.com/life/news/170730/lif1707300027-n1.html

《 44人へのアンケート 2017年上半期の収穫から 》 週刊読書人ウェブ
 http://dokushojin.com/article.html?i=1741

《 他力本願的に閃きや霊感、夢、偶然などに頼ってるから苦しいだけなのに、苦しんでいるのが芸術家の証しみたいな 倒錯したイメージが横行し過ぎたと思う。苦しんでいるポーズを見せるのが格好良いと思っているおじさんとか、本当に格好悪い。 熟練の芸術家はもっとスマートでなくちゃ。 》  林由紀子
 https://twitter.com/PsycheYukiko/status/891452897518469121

《 「筆の速度は、力の具合ですね。書というのは、触覚の芸術です」石川九楊

  石川九楊展を上野で観た。彼は「形でなくプロセスを見ろ」と云う。それは美術でも同様なので首肯するが、その「プロセス」に 〈呼吸〉がない。よって「形」を視覚で作ってしまっている。 》 中島 智
 https://twitter.com/nakashima001/status/891562570091438080

《 地元のTSUTAYAで、「日本沈没」と「日本以外全部沈没」が並べて置いてあって、
  「2つ借りれば全部沈没!」ってポップが出てたのはセンスあると思った 》 旧小鉄
 https://twitter.com/Q_kotetsu/status/890728888850030592

《 大きな胸はどう呼ばれてきたか(上)――男はいつから巨乳が好きになったのか 》 安田理央
 http://blog.heart-closet.com/news/history_of_voluptuous01/