『町の踊り場』

 下記”ネット、いろいろ”から連想、徳田秋聲晩年の短編『町の踊り場』昭和8(1933)年を再読。

《 私はその踊り場が、この市の唯一のダダイストである塑像家M─氏の經營(さう大袈裟なものではないだらうが)に係るものだことを、昨日坊さんから 聞いてゐたので、その點でもいくらか興味があつた。 》

 舞台は釜沢市。塑像家M─氏とは水野朗(きよし)という人。
 「町の踊り場」と10代目水野源六
 https://ameblo.jp/kanazawa-saihakken/entry-10619354251.html

 新刊の『七十人訳ギリシア語聖書 モーセ五書講談社学術文庫は1200ページ、3150円。京極夏彦並に厚いと思ったが、『国語辞典 改訂新版』講談社学術文庫 1997年初版は1416ページあった。1600円。発行部数の違いが値段に表れたか。辞書や文学全集が厚いのは当たり前。手元の『広辞苑岩波書店1981年は2448ページ。 『集英社ギャラリー[世界の文学]3 イギリス II 』集英社1990年は1339ページ。単行本の小説で厚いのは何だろうと本棚を調べた。藤田宜永(よしなが) 『鋼鉄の騎士』新潮社1994年11月25日初版発行の870ページだった。次が柳美里(ゆう・みり)『8月の果て』新潮社2004年8月15日初版刊行、832ページ。ついでに 僅差の三位は『ミステリーの愉しみ5 奇想の復活』立風書房1992年の829ページ。ほかに『朝日ジャーナルの時代 1959…→1992』朝日新聞社1993年4月1日発行は 1463ページ。

 この夏、アイスクリームを食べなかった。去年はよく食べたけど。甘いものはあまり食べなくなったなあと思った矢先、随分前に買ったままの瓶詰めの ブルーベリージャムを思い出し、冷蔵庫から出して賞味。旨い。寒くなると甘いものが欲しくなるのかも。いつの間にかチョコレートも数個の空き箱。それにしても 暗くなるのが早い。

 ネット、いろいろ。

《  21歳に「踊り場」って言葉が通じなかった。

  「今はクラブって言うんですよ〜」

  わたしが言ってる踊り場はディスコのことじゃない。 》 雪絵
 https://twitter.com/yu_yu0529/status/800645325539004416

《 避難計画は重要だが、本質ではない。仮に避難できても、東海第二が過酷事故を起こせば、東海再処理施設等も立ち入りできなくなる可能性が高い。 何故、周辺施設のリスクを書かないのだ。 「東京新聞:96万人避難見通せず 東海第二 運転延長を申請」: 》 春橋哲史
 https://twitter.com/haruhasiSF/status/934447481944915968

《 TLでキリストはどこそこで死んだという呟きが流れているので、ナニを言っとるのか、オレはここで生きておるとツィートしかけたが、 本気にするひとがいないともかぎらないので止めておく。 》 赤城毅
 https://twitter.com/akagitsuyoshi/status/933991882186678273