『現代思想の断層』四

 徳永恂(まこと)『現代思想の断層──「神なき時代」の模索』岩波新書2009年初版を少し読んだ。

 昨夕、某画家の作品を遺族へ返却。長年手間暇かけてきたささやかな事業を終了させた。最近遺族との間に生じてきた齟齬の修復は、もはや不可能と判断。

 東京新聞朝刊、「今日の運勢」は《 他人との交際を節制して心の修養に目を向けるべき時 》。いつも感じるのだが、それは昨日の運勢だろう。
 同じく朝刊、「文化」欄。椹木野衣の美術評「ティエゴ・リベラの時代 メキシコの夢とともに」展。

《 これらを見ると、一九一○年代からニ○年代にかけて、後に現代美術の覇者となるアングロ・アメリカの美術より(もしくはトランプ米大統領のメキシコ民族への 現在の偏見にもかかわらず)メキシコ美術のほうが遙かに洗練されていたことに気づく。 》

 米を仕込むのを忘れていた。昼食はラーメン。ま、寒いからそれもいいか。それでよかった。

 ネット、いろいろ。

《 オクシデント(欧米諸国)に向けてオリエント(非欧米諸国)がコンテンポラリー・アートを発信する際、もっとも重要なのは「アートの複数性」を 提示することであって、オクシデント的アートをオリエント圏内から選抜することではない。 》 中島 智
 https://twitter.com/nakashima001/status/936533259399307264

《 始源なるものを過去にもとめてしまうロマンは、なにも古生物学者や考古学者の特質ではない。それは端的に〈直線的時間観念〉が生きられている 文化圏では有り体のことである。たとえば、アフリカの部族民ならこう言う。「始源はわれわれが観ている世界、あらゆる現象につねに現れている」と。 》  中島 智
 https://twitter.com/nakashima001/status/936610664210034688

《 非連続な変革が起こる際には、過去のシステムやルールの中で機能した価値が壊滅してしまうことは、歴史が証明しています。 》 黒田真行/NIKKEI STYLE
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171202-00010000-nikkeisty-bus_all&p=3

《 原子力関係で近年まれに見るひどい話だ。もんじゅ、どうするの?これ。→「原子力機構幹部は取材に対し「設計当時は完成を急ぐのが最優先で、 廃炉のことは念頭になかった」と、原子炉容器内の液体ナトリウム抜き取りを想定していないことを認めた」 》 森岡正博
 https://twitter.com/Sukuitohananika/status/936433289706872832

《 タネは誰のもの? 「種子法」廃止で、日本の食はどう変わるのか――種子の専門家に聞く 》 KOKOCARA
 http://kokocara.pal-system.co.jp/2017/05/29/seed-yoshiaki-nisikawa/

《 忖度御膳 》 ファミリーマート
 http://www.family.co.jp/campaign/spot/201712sontaku.html