『視点発掘 緑と水の三島』

 昨日会う予定の中学教員に手渡す資料の一枚が、「1979年(昭和54年)5月10日 木曜日 朝日新聞(夕刊)」の記事コピー『視点発掘 緑と水の三島』。 無記名。イラスト・松沢さとし。一部抜粋。

《 このほか、駅から1分、富士の溶岩流、泉水、原生林の「楽寿園」。源頼朝が信仰した三島大社。三石神社わきには、崩れかかった石の筧(かけい)と眼鏡橋。  》

《  しかし「著名な芸術家も、学者も出てない。災害がなかったから徹底的にまちをつくりなおす時期も逸した。だから、市民は積極性も、協調性もない」 との嘆きを聞いた。
  旧東海道のメーンストリートのアーケードがあったり、なかったり。高さも不ぞろい。これが三島気質なのか。 》

 嫌あな気分に沈んだ。それから四十年近い歳月。これを書いた記者は今、三島を再訪したら、なんと言うだろう。

 昼前、ブックオフ三島徳倉店へ自転車で行く。文庫を五冊。織田正吉『笑いのこころユーモアのセンス』岩波現代文庫2013年初版帯付、福西英三『洋酒うんちく 百科』ちくま文庫2010年初版、森下雨村『白骨の処女』河出文庫2016年初版、デイヴィッド・バーリンスキ『史上最大の発明 アルゴリズム』ハヤカワ文庫2014年 3刷、トマス・ホーヴィング『にせもの美術史朝日文庫2002年初版、計540円。
 帰りがけに自転車屋へ寄る。すり減った前輪のタイヤを交換。乗り心地が違う=弾む気がする。
 昼過ぎ、白砂勝敏さんから電話。某現代アート公募展に入選しました、と。その公募展ウェブサイトを見る。去年までの大賞、入選作品どれも、いかにも 現代アートといった印象。白砂さんの作品は、今回の大賞、入選作品の中で異彩を放つだろう。公開されたらリンクを張る。新作の宇宙人専用カップも面白い。
 https://ameblo.jp/steampunk-powerstone-art/entry-12352723666.html
 一時間ほどこたつで横になる。

 ネット、いろいろ。

《 文化的享受者たちは定型を好むが、文化的創造者たちは非定型を愛する。 すなわち、文化的享受者たちは絵にならない日常を愛でる創造性を自覚していないだけなのである。 》 中島 智
 https://twitter.com/nakashima001/status/963722923717492736

《 陸上自衛隊。1/23の草津白根山の噴火では噴石に襲われたのを当初「雪崩に巻き込まれた」と報告・発表。2/5に佐賀県の民家に攻撃ヘリが墜落したのを当初 「予防着陸」と報告・発表。さらに飛行中の破損が疑われる中古部品を当初「新品に交換したばかり」と報告・発表。組織に根本的な問題があるのでは? 》  松永洋介/ならまち通信社
 https://twitter.com/narapress/status/963692671721029632

《 日本では、山積する問題を実効的に解決していくためには強力なリーダーシップが必要だとまだ信じられているように見えるが、 ねじれ国会の解消などで強力なリーダーシップが発揮できる状況になっても、相変わらず、大事な問題ほど単なる先送り・・ 》 岡口基一
 https://twitter.com/okaguchik/status/963975822104145920

《 最短ルートを進むことがそのまま幸福につながるとは限らないと思ってる、旅も人生も。 》 路地徘徊人
 https://twitter.com/C_Kyoro/status/963698637862653952