『倒立する塔の殺人』

 皆川博子『倒立する塔の殺人』をPHP文芸文庫2011年初版で読んだ。的を射ている三浦しをんの解説を引用。

《 本書は、太平洋戦争末期の女学校を舞台にしたミステリーだ。 》

《 きわめて端正で、構成力に圧倒される小説であるにもかかわらず、「これこれこういう話です」と要約できない蠢きが感じられるのだ。 》

《 『倒立する塔の殺人』は、創作物に対しての、創作物を愛さずにいられないひとに対しての、静かだがかき消されることのない讃歌だ。同時に、なぜかいつも 居場所がないと感じる孤独な人々を、そっと支える本でもある。 》

 伊坂幸太郎『アヒルと鯉のコインロッカー』を連想。
 沼津市が数箇所出てくる。最初の記述。

《 母と弟妹は親戚のある沼津市疎開していたが、七月十七日──つい数日前だ──の沼津空襲で全員焼死。 》 13頁

 当時、沼津市に続いて米軍飛行機から次は三島市を空襲するというチラシが舞い落ちたと聞いている。空襲の前に終戦

 ネット、いろいろ。

《 日本全国の「赤色立体地図」が見放題、国土地理院がウェブで公開 》 INTERNET Watch
 https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1126179.html

《 藤井聡太七段「強すぎる」衝撃の一手 AIは悪手と評価の読み筋で勝利 》 東スポWEB
 https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/1030810/

《 自玉に詰み筋はないなと油断していたところに息子の起死回生の奇手が炸裂して頭を抱えている 》 pci
 https://twitter.com/pci_momo/status/1003135763502886918/photo/1

《 京都「八ツ橋」の老舗同士が裁判…同じ“1689年創業”の老舗が語る“根拠” 》 FNN PRIME
 https://www.fnn.jp/posts/00320620HDK

《 八ツ橋食べないとか言う京都の民がだんだん「私は西尾」「井筒」「聖護院」「京栄堂」と派閥割れしていきやがて南朝北朝に分かれ祇園祭は中止となり 第2次応仁の乱が勃発する 》 ことり(Ver6.6.6)
 https://twitter.com/ydatui/status/1003952857651896320

《 これはかなり変な話。儂は裏に広告代理店かなんかしらんがマキャベリアンの存在を感じます。「本家本元を奪取しはったら儲かりまっせ」と囁いたやつがいる。 だって訴えを読むと八ッ橋を「菓子」ではなく「土産物」と表現したはる。つまりは味覚の問題ではなく利益の問題やと自ら言うてしもたはるのえ。 》 入江敦彦
 https://twitter.com/athicoilye/status/1004026816049418242