角宮悦子の第一歌集『ある緩徐調』短歌新聞社1974年を本棚から抜き、久しぶりに再読。ネットを検索。ウィキで亡くなっていたことを知る。
ナイフ研ぐひそかに好む烈風の冬空よりもわれの渇けば
純白のトックリセーター着て行くはひそかにイブの血を隠すため
抱へたる薊に刺されて乳房あり告白するときめてはをらぬ
わが裡にめざめる悪も明日のため檸檬のごとく鮮しくあれ
夫より激しき動悸うちながら月光のなか樹液がのぼる
桃の雫の匂ひして夕映ひろがり街を歩めり誰とも無縁
われよりも鋭き初夜は来む乳首ほどの蛇苺を踏む少女
海へ行くわれの荷物は月光の支線へはづれ行方が知れず
大部分は初期(1957-1966)の作。序で前田夕暮が書いている。
《 私は彼女が、(中略)中井英夫時代の「短歌研究」の新人賞候補になったことなど当時は何も知らなかった。 》
うーん、中井英夫かあ。確かに。
思い立って道元『正法眼蔵』を少し読む。テキストは、玉城康四郎・訳、大蔵出版の六巻本の第一巻、1995年2刷。さて、何日かかるか。
《 正法眼蔵涅槃妙心(しょうぼうげんぞうねはんみょうしん)(正しい仏法の眼たる究極真美の心)である無上の大法を、 》 46頁
そういう意味か。それにしても、「しょうぼうげんぞう」、剣豪みたい。
ネット、いろいろ。
《 磯田道史、五百旗頭薫、前田亮介各先生。お願いですから原稿を早く出してください。とっくに締め切りを過ぎています。 》 原武史
https://twitter.com/haratetchan/status/1007266421758279680
《 51年目の「ドライブイン」閉店する理由 》 PRESIDENT Online
http://president.jp/articles/-/25397
《 スペインでは、20代の50%以上が失業の大恐慌となりましたが、人々は人生を楽しんでいます。お金があることと自分の幸せはさほど関係ないと 思っている人が多いからだと思います。久々に日本に帰ると感じるのが、お金がないと幸せになれないと感じている人が多くいることです。 》 高城剛
https://twitter.com/takashiro_bot_/status/1007419372581765120
《 今も当たり前みたいに国会が動いているけれども、政府が出してくる文書や記録が本物である保証は何処にもない。それを言い出したらキリがないと 思われるが、少なくとも公文書を改竄した政府を指揮監督する内閣が、誰一人責任を取らず居座っているのだから、少なくとも今の政府は全く信用に値しない。 》 異邦人
https://twitter.com/Beriozka1917/status/1007403332254646273
安倍政権が知的エリート集団だったらとっくに全体主義っぽくなっていた
- この国で信用できる情報は天気予報だけ
- モリカケ問題は犯人が自白しない二流ミステリー
- 萎縮して口をつぐむ作家ほどみっともないものはない
(日刊ゲンダイ) 》 KK
https://twitter.com/Trapelus/status/1007177469110042624
《 シリーズ:これからの美術館を考える(1) 加治屋健司が提示する「共同研究の活性化」と「アーカイブ機能の強化」 》 美術手帖
https://bijutsutecho.com/series/16534/
《 ハリー・ポッターと吸引力の変わらないただ一つの掃除機 》 喫茶店のマッチ
https://twitter.com/matchi_cafe/status/1007176349029548032