『慈善週間』

 マックス・エルンスト『慈善週間、または七大元素(小説)』河出書房新社1977年初版を読んだ。ほとんど絵(コラージュ)だけで構成されている絵小説。 といって筋がわかりそうでわからない。無理して考えず絵を楽しむ。同じ版画が使われているのに気づく。一枚一枚バラして図柄を調べてみるのも面白いかも。 私はやらんが。既に誰か試みているだろう。「第2のノート 月曜日」にクロヴィス・トルイユ(1889-1975)「わが納骨窖」(1945年)の元絵がある。
 https://twitter.com/ryuugoku/status/523119115527917569
 リンド・ウォードの木版画小説『狂人の太鼓』国書刊行会を連想させるが、構想は全く違う。『慈善週間』は十九世紀ヨオロッパの優雅にして残酷な側面を描く。 対して『狂人の太鼓』は、鋭い彫りの線によって地面から湧き出す呪いのような切迫感が漲っている。先人が多くの持論を開陳しているので、余計なことは書かない。

 我が家の向かいの居酒屋チェーン店が先月で閉店。店内の物の撤去作業が数日続いている。今朝、布団でうつらうつらしていると、若い女性の声が響いてきた。 バスガイドではないし、と見ると、撤去作業のガードマン(ウーマン)だった。よく通る張りのある声。気配りの効いたいい仕事をしている。どんな人かな。気になる。 ここからではわからない。わからないほうがいいか。いい朝だ。雨が降ってきた。雨に唄えば

 ネット、いろいろ。

《 おぅ…。 》 喫茶店のマッチ@6/16〜大阪シカクマッチ展
 https://twitter.com/matchi_cafe/status/1008540160571523072

《 今朝の地震崇徳院の仕業だと思うので、おちついて、平野神社に参拝しよう。 》 総統
 https://twitter.com/soutou_d/status/1008543353762246656

《 全米騒然、2人のセレブの自殺が語る「全てを持っている人生が幸せだとは限らない」 /渡邊裕子 》 BUSINESS INSIDER JAPAN
 https://www.businessinsider.jp/post-169418

《 自分の国が好きなことは別に悪いことでも、咎められることでもないけど、自分の国は一切間違いなど犯さないと考えるのは、とても怖いことだ。 》  近藤史恵
 https://twitter.com/kondofumie/status/1008257132792242176

《 財務省増税派との確執が噂されつつも、史上初の「消費税を二度上げた首相」となること必至の安倍さんは、増税派を超えた爆税派といったところか? 》  津原泰水
 https://twitter.com/tsuharayasumi/status/1008044690040426496