「転法輪」「自証三昧」「大修行」

 道元『現代語訳 正法眼蔵 5』大蔵出版1994年初版、「七四 転法輪(てんぽうりん))」を読んだ。

《 表題の転法輪は、法の車輪をころがすことで、仏が法を説くことを意味している。ここでは、それそれの仏祖が端的に悟りそのものを表示していることを指して いる。それがすなわち転法輪である。 》 解説 243頁

 「七五 自証三昧(じしょうざんまい)」を読んだ。

《 自証三昧とは、過去七仏より正伝してきたもの、それは善知識に従い、経巻に従うことである。さらにいえば、山河大地、草木国土、日常茶飯に至るまで、 知識に従い、経巻に従っているから、自他、衆生ともどもに、法を聞き、法を説き、法を証しつつ、究極の涅槃に向かうことである。 》 解説 255頁

 「七六 大修行(だいしゅぎょう)」を読んだ。

《 いったいこの一巻がどうしてこうなったのか、私にはまったく理解できない。おそらく、道元の心境に何かがおこっているにちがいないであろう。そして、先に 触れたように、このあとは丸一年、説法は示されていない。 》 解説 288-289頁

 最近、古本の何が値上がりするのか、見当がつかない。数日前某ブログで梶井純『戦後の貸本文化』桜井文庫1976年限定650部800円が、古本値1,500円で安い、と あった。盛林堂書房が”日本の古本屋に新入荷本数点入力しました。お探しの本などございましたら是非ご注文ください。”とリンクしてるので行ってみる。 真鍋博ユリイカのカット’57〜’61』トムズボックス1989年1,200円が5,000円、『富沢赤黄男全句集』書肆林檎屋1976年4,500円が10,000円。どれも新刊で購入。 どれもどーんと越えた古本値。汗タラ〜リ。一昨日、知人に依頼して『ヘッセ詩集 わたしの旅はどこへ?』サンリオギフトブック1977年初版450円をヤフオクで落札。 落札価格260円。古本値は大方2,000円。何が上がり何が下がるのか、ワカラン。こまめに探索すると、楽しく愉快なことを体験できる。

 ネット、いろいろ。

《 安倍ちゃんがヤーさんを雇って選挙妨害して、ヤーさんへ金を出し渋ったので火炎瓶を投げ込まれた事件でヤーさん本人が出所して暴露が始まっていて、 それは時効に関係なく議員辞職ものの事件で、それを誰も追及しないのかなと思ってたら、山本太郎がやってくれてる。度胸がハンパないね。 》 ペタポプマン
 https://twitter.com/petapopman/status/1019192402735611904

《 千葉市長「エアコン設置を公約にした対立候補は俺に負けたぞ」
  為末さん「オリンピックの温度を心配する人と反政権の人が被る」
  安倍総理「新国立に冷房は不要、かち割り氷もあるし」
  有識者打ち水の時間だあああああ」

  日本もうダメやろ 》 平河エリ@読む国会
 https://twitter.com/yomu_kokkai/status/1019761208549814272

《 この猛暑のいいところを無理やり探すなら、シーツやデニムといった大物ですら干して1〜2時間で乾くってことか(本日2度目の洗濯中) (バスタオル乾きすぎて板みたいになってる) 》 大矢博子
 https://twitter.com/ohyeah1101/status/1019429718616039425