レーン・ウィラースレフ『ソウル・ハンターズ』亜紀書房2018年初版、「第3章 身体─霊魂の弁証法 人間の再生信仰」を読んだ。
《 自己と他の間にある様々な境界、例えば、生者と死者、あるいは人間と動物の間にある境界が通過可能で、たやすく横断されるユカギール人の世界では、 同じであることと似ていることとを混同しない能力は大いに重要であることを心に留めておかねばならない。 》 95頁
《 だがユカギール人の間では、霊魂はこのような非身体化された実在を有するわけではなく、物質性を多分にまとっている。 》 102頁
《 それゆえ、カシワナ人にとって、またユカギール人にとっても、人間の人格は、彼もしくは彼女自身と見なされるだけでなく、その内部に複数の行為主や人格を 含んでいると信じられている。 》 111頁
《 ユカギール人の模倣的宇宙では、様々な現実の次元のすべてが他者の終わることなき複製あるいは反映であると考えられているが、それは実のところ、 言葉と概念でできたこちら側の世界を突き破り、世界に対する直接的で知覚的なアクセスを獲得しようとするユカギール人の計画的な試みの帰結であるかもしれない。 》 122-123頁
「第4章 種と人格性の概念」を読んだ。
《 したがってユカギールは超自然なるものを、自然から分離した現実性のレベルだとは考えていない。彼らの観点からすれば神秘的存在は、人間や動物と同じ 物理世界の住人であり、それらはすくなくともある状況下では、まさに現実として存在する者として経験されるのである。 》 135頁
《 私がこのことに気づいたのは、獲物の動物は人間の狩猟者を恐れるだろうかとニコライ・リハチェフに尋ねたときだった。「もちろん恐れているさ」と彼は答えた。 「私たちはその身体を食べる。だから動物にとって私たちは悪魔だ」。そして彼は、「だから動物は私たちに病気やその他の災いを送ってくる。殺して食べる私たちを 罰するためだ」と付け加えた。 》 143頁
《 動物や他の非人間は、人間の生と類似した生を営むと言われる。それらが森をうろつくとき、あるいは川で泳ぐとき、それらは魚や獲物、または目に見えない精霊 として現れる。だが森のどこか、あるいは川や湖の奥深くに位置する自らの土地に入るとき、それらは人間の姿を取り、人間と同じような家で暮らすと言われている。 》 146-147頁
《 ユカギール語には私たちの「自然」に対応する語はないし、人間固有の属性としての「文化」に相当する語もない。 》 149頁
異世界を詳細に描写したSF小説の趣き。
ネット、いろいろ。
《 \全国150館!47都道府県制覇!/
「カメラを止めるな!」
8/9現在、全国の劇場が150館を突破!ついに47都道府県全てに届きました!写真は敢えて公開前みんなでビラ配りに奔走していたあの頃のを! あの日の俺達聞いてるか!?届いたぞ!俺達の映画が!
▼劇場一覧
http://kametome.net/theater.html 》 映画「カメラを止めるな!」公式
https://twitter.com/kametome12/status/1027517655228370944
《 会場内の様子 左: 7:30ごろ 右: 13:00ごろ (撮影: 鈴木心) 》 コミックマーケット準備会
https://twitter.com/comiketofficial/status/1028616644518535168
《 「野球でいちばん面白いのは8対7の試合である」とフランクリン・ルーズヴェルト大統領が言ったから8対7の試合をルーズヴェルトゲームと呼ぶんだが、 いいかFDR、何対何だろうが面白いのは勝ったときだけだ。 》 大矢博子
https://twitter.com/ohyeah1101/status/1028313441302339586
《 家族が八幡平の観光施設でトイレに入ったところ、先客がいたそうです。 》 永太郎
https://twitter.com/HisatarouFire/status/1028550445449457665
《 自分らしく生きてたら人から嫌われまくってた。 》 とにー
https://twitter.com/3939980i/status/1028457989944967169
《 「悪魔と妖怪が喧嘩してんなら、人間としては妖怪の応援をせざるを得んだろうよ」 》 菅野完事務所
https://twitter.com/officeSugano/status/1028632855868395520
《 政治や政治家を叩けないから、スポーツ連盟とかスポーツ協会ばかり叩いているマスコミの皆さん! 》 下流人生 、風俗日記
https://twitter.com/karyujinsei/status/1028695938678710272
《 復興庁が「放射線のホント」のウソを認めました! 》 放射線被ばくを学習する会
http://anti-hibaku.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/post-4c13.html
”「有識者10名」の責任は重大”。その十名の名前は覚えておこう。忘れてもいいように貼っておく。
早野龍伍 東京大学 名誉教授
高村 昇 長崎大学 原爆後障害医療研究所 教授
神田玲子 放射線医学総合研究所 放射線防護情報統合センター長
越智小枝 相馬中央病院内科 非常勤医師
一ノ瀬正樹 東京大学 人文社会学系研究科 教授
開沼博 立命館大学衣笠総合研究機構 准教授
箭内道彦 クリエイティブディレクター
熊坂仁美 (株)SML代表取締役
関 奈央子 ななくさ農園
池田伸之 (株)ジェイティイー グループ本社国内事業本部 観光戦略部長
《 やっぱ原発は必要なかったんだな 》