『近代の〈物神事実〉崇拝について』少しだけ

 ブリュノ・ラトゥール『近代の〈物神事実〉崇拝について──ならびに「聖像衝突」』以文社2017年初版を少しだけ読む。理解力不足を痛感。何よりも「物神事実」 という用語に翻弄される。「訳者解題」を読む。

《 ラトゥールはこの「物神」の部分を、「物神的事実」ないし「事実的物神」を意味する造語(faitiches)で置き換えている。我々はこれを「物神事実」と訳す ことにした。したがって、「物神崇拝」の部分が「物神事実崇拝」となる。この「物神事実」という言葉が造語であることと、第一論文の題名中ではこの語が イタリック体で示されていることを考慮にいれて、「〈物神事実〉崇拝」と表記することにした。 》 222頁

《 「事実」という言葉と「物神」という言葉は、「為されたこと」、「作られたもの」を意味する同じ語源を共有しながらも、前者が「外部の実在」という 超越的側面を強調するのに対して、後者は「人間の製作物」への「主観的な信仰」という二重の内在性を強調している。しかしこの二つの側面は実践においては 結び付いているとラトゥールは考え、この結び付きを示すために、「物神事実」という造語を導入する。この語は、「事実的物神」とも「物神的事実」とも訳すことが できるが、要は物神と事実の区別を脱構築するための言葉である。 》 227頁

 わかったような、わからんような。

 昼、商工会議所の「三島駅南口東街区再開発を考える『市民・議員懇談会』」会場に椅子を並べるお手伝い。途中で抜け、向かいの三島市民文化会館の会議室へ。 各地から源兵衛川などを視察にいらした地方議員ら十ニ人が遅い昼食を摂る間、説明と質疑応答。それから川へ案内。えらく喜ばれる。午後三時半過ぎ解散。 それから向かいの懇談会へ。自民党共産党の議員から打ち明け話。人は他人の言うことを真に受けてはいかん、という経験を話される。午後六時半帰宅。ふう。汗〜。

 ネット、いろいろ。

《 なんでもバーターというか交換関係(これをやるからあれを返せ、これをするならあれを我慢すべき)でのみ捉える風潮、どこから始まったのだろう。 社会が人間関係で構成されるとしたら、人間関係のきっかけを作るのは、お返しを期待しない贈与だよね。そこからしか何も始まらない。 》 大野左紀子
 https://twitter.com/anatatachi_ohno/status/1033125215658594304

《 裕仁が「戦争責任のことを言われるとつらい」とこぼしてたというが、つらいもへったくれも…この無責任男は、外国人記者から 「自分の戦争責任についてどう考えるか」と質問されたとき、「そういう言葉のアヤについては、私は文学方面はあまり研究もしていないのでよくわかからない」 って答えてたから。 》 PAN太
 https://twitter.com/panta_rhei2004/status/1032468660114182145

《 国民の前には決して出てこない、そして説明もしない #安倍昭恵 が総理夫人として外交にはニコニコして活動してるこの状況は何?? 国有地売却問題の当事者の一人でありながら説明責任を一切果たさないような人間が、外交にあたってるなんて本当に日本の恥でしょ。外務省さん、 考え直してください。 》 HOM55
 https://twitter.com/HON5437/status/1032837942547345410

《 自民党が閉会中審査を拒否。中央省庁をはじめ、全国の都道府県庁などでも確認された障害者雇用水増し問題。42年もの長期にわたる水増しは、 障害者から雇用の機会を奪ってきたも同然の大事件なのに、なぜ拒否するのでしょうか。一億総活躍を唱えるなら真っ先に閉会中審査を行うべき案件でしょう。 》  HOM55
 https://twitter.com/HON5437/status/1032828356058734592

《 素人が(ちゃんと3人でがんばってやる)キャンディーズ無形文化財に指定したい 》 TKO
 https://twitter.com/taitaism/status/1032878091532521472