『芸術新潮』九月号

 昨日買った『芸術新潮』九月号新潮社、特集「いまこそ読みたい 新・三十六歌仙 やまとうた2000年古今オールスターズ決定戦!」を読んだ。 「近代〜現代の十人」は、正岡子規与謝野晶子若山牧水北原白秋石川啄木斎藤茂吉、釋迢空、葛原妙子、斎藤史(ふみ)、塚本邦雄。異論百出だろうなあ。
 馬場あき子「葛原妙子 難解にして鮮烈な前衛の華」の結び。

《 葛原の歌のすごさは、アイデアがアイデアを超えて実感をよびさますところにある。 》

 慧眼だ。明日へ続くつもり。

 連載「海外アート最前線 40」、「熱帯のオキーフと油彩保存の大問題」が目を惹く。

《 ところでオキーフ作品については保存上の気になる問題が浮上してきている。メタル・ソープの現象だ。油彩絵具に含まれる脂肪酸が遊離し、顔料中の金属イオンと 結合することで石鹸化し、絵具層表面に「昆虫の卵」のようにうきあがり、脱落して無数の痘痕をつくる。(中略)サンタ・フェのジョージア・オキーフ美術館でも 館蔵5点が明瞭なダメージをうけ、さらなる被害拡大が懸念されている。 》 120頁

 掲載のオキーフの絵画二点にも注目。岡本太郎の絵みたい。

 今朝、昨日の日録に打ち間違いを何箇所も発見。猛暑に参ったか。と、しておく。鉄学者・原武史もやってるし(下、参照)。
 昼前、市役所前の抗議集会に参加。
 午後、友だちとかき氷を賞味。源兵衛川最上流部で涼む。子ども大人の歓声。
 晩、三島市役所主催のワークショップへ。

 ネット、いろいろ。

《 首都高の三軒茶屋付近でゴリラ豪雨に見舞われた。 》 原武史
 https://twitter.com/haratetchan/status/1034059903101325312

《 どの分野でもやり始めて1-2年経つと「自分もそこそこのレベルまで来たな」って思うんだけど、やればやるほど周りのレベルも上がって実力不足を思い知らされ、 勉強すればするほど知識不足を痛感し、「自分は何もわかってないヒヨッコでした!」って気付けるよね。そう思えるようになるのも成長の過程。 》 Testosterone
 https://twitter.com/badassceo/status/1033278865282543618

《 トリチウム水と政府は呼ぶけど実際には他の放射性物質が1年で65回も基準超過 》 木野龍逸
 https://news.yahoo.co.jp/byline/kinoryuichi/20180827-00094631/

《 安倍が総裁候補討論をやらないならば、石破は枝野と討論会をやったらどうだろうか。 》 テオ・平沼銑次
 https://twitter.com/shishinosenzi/status/1034268649480044544