『生命誌の世界』九

 中村桂子生命誌の世界』NHK出版2004年3刷を少し読んだ。

《 生命誌は出発点を共通性に置きます。地球上のあらゆる生物は、共通の祖先を持つ仲間だというところが基本です。これは、思想としても、環境問題への対処などの 実生活上でも重要なことです。人間だけを特別な存在と見るのでなく、他の生物に具合の悪い環境はヒトにも、そして私にも具合が悪いという素直な考え方です。 》  172頁

《 けれども、脳、しかもその高次機能だけに注目すると、生命誌が重視している他の生きものとのつながりが見えにくくなります。 》 173頁

《 ここで述べた能力、つまり手、脳、言葉、視覚が総合化されたものが、生きものとしてのヒトの能力の特徴です。手だけでもない、脳だけでもない、すべてが 連動しています。 》 177-178頁

 午前は源兵衛川の視察案内。午後は店舗を友だちと下見してレイアウトを考える。晩は某会議に出席。休む暇なくつながる。洗濯物は夜取り込み、それから風呂掃除、 簡単な夕食。ふう。

 ネット、いろいろ。
《 旬感☆ゴトーチ!「世界に誇る水の景観“源兵衛川”〜静岡・三島市〜」 》 NHKテレビ総合
 2018年9月24日(月) 午後0:15〜午後0:40(25分)
 http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2018-09-24&ch=21&eid=29723&f=4848

《 スタンダードブックストア心斎橋で開催中の『柴崎友香の本棚』でいちばん売れてるのは意外にも?イーフー・トゥアン『空間の経験』なのですが、 ちくま学芸文庫から今月出た(原著は1982年)『個人空間の誕生』もとてもおもしろそう。トゥアンは『トポフィリア』も必読です。 》 柴崎友香
 https://twitter.com/ShibasakiTomoka/status/1043415496446500864

 『空間の経験』? 本棚にあった。

《 経済を人命よりも優先する原発政策は、それを推進してきた政府の発想でもある。その倒錯は、政府というものの存立意義が「国民の生命や財産を守る」 ためではなく、「政府それ自体の存立のため」で、国民の痛みは仕方ないという〈御上〉的な倒錯まで生みだす。政府組織の〈企業化〉は、全体主義と相同。 》  中島 智
 https://twitter.com/nakashima001/status/1043399035917225985

《 (朝鮮戦争が事実上終わって完全非核化となったとトランプ大統領も認めたら、沖縄の在日米軍は引き上げてくれるのかね。。 》 大野左紀子
 https://twitter.com/anatatachi_ohno/status/1043299561333112837

《 小川榮太郎とか山口敬之とか麻生太郎とか稲田朋美とか、ほんとに人材豊富だな、あの人の周りは。 》 TKO
 https://twitter.com/taitaism/status/1043080300664782849