『生命誌の世界』一一

 中村桂子生命誌の世界』NHK出版2004年3刷を少し読んだ。

《 私たちの体をつくっている細胞──大人だと六○兆個ほどといわれます──はすべて、自身の出発点である受精卵とまったく同じゲノムを持っている、つまり クローン細胞なのです。 》 201-202頁

《 DNAが生物にとって非常に重要なはたらきをしていることは確かですが、その素晴らしさは、むしろ一つの遺伝子が一つの性質を決めてしまうような単純な はたらき方をしていないところにあるのです。 》 207頁

《 でも大事なのは誰もがそういう欠陥を持っているという認識です。また、前に述べたようにヒトとして存在し得ないような欠陥を持った受精卵はヒトになれずに 消えるわけで、生れてきたということは、ヒトとしての存在を認められたのだという認識も重要です。 》 212頁

 早朝、ふと目が覚める。お、明るい……晴天。再び寝入る。いつもより二十分早くスッキリ目覚め。おお、晴天。
 東京新聞のテレビ番組表の表示「水郷三島で極上うなぎ」。おいおい、向かいの鰻屋のすんげえ宣伝に。行列がさらに伸びるなあ。やや、朝っぱらからお囃子。 賑やかしだあ。
 源兵衛橋の上で上流の撮影を眺めていると、生中継の終了近く、橋の脇からカワセミが上流に向って飛んでいった。橋の下に人がいるので、橋の袂へ上がって川へ。 八ツ橋にちょっと止まりそして上流へ。テレビを観ていた人は、カワセミが飛んでいくのを見た、と。画竜点睛。カワセミはよく心得ている。が、カワセミの映像は、録画だった。あれあれ。
 知人女性からのメール。”館長の登場が無く、残念でした。”。
 撮影現場には三島市立郷土資料館の学芸員も。昭和の遺物(ブリキ製のフネ)を貸し出してあるとのこと。彼女の話では昭和戦前までの遺物で収蔵庫は満杯だと。 だろうなあ。昭和戦後の話になり、こちらは求める資料がなかなかなくて困る、と。街角などの風景写真が特に欠乏している、と。たしかに建造物は消えてしまう。 家に戻って新旧中央給水塔を撮った写真をお見せする。新しい給水塔の写真はないらしい。旧給水塔は昭和遺産として保存されているが、後継の給水塔は新しいゆえに 解体。おお、これは大事な資料写真だ。街中郊外を問わず何気ない風景を撮っているが、既に消え去った建造物はずいぶんある。意欲が湧いた。

 ネット、いろいろ。

《  デジタルになって15年ちょい。フルデジタルにして1年経とうとしているが、やはり紙に描くのとタブレットに描くのでは出来上がりが全然違う。
  とくに印刷されてあまりのタッチの差に驚く。
  それまで出来ていたことが出来なくなるのはかなり痛い。 》 鯛夢
 https://twitter.com/thyme_harp/status/1044086708508061696

《  例えば変な表現だけど、
  ”おまえその原稿どこか間違って墨こぼしてない?”って感じの画面がつくれない。

  知り合いでもフルデジからまた紙に戻してる作家さんが増えてきてるが、私もだいぶ迷ってる。 》 鯛夢
 https://twitter.com/thyme_harp/status/1044087385691086850

《 5000兆円の現金は、重さが50万トンぐらいになるので物理的にも強い。 》 総統
 https://twitter.com/soutou_d/status/1043628119762948096

《 安倍ちゃんは友達扱いすれば金出すATMってバレたからなw 》

《 安倍「秋田犬ど〜ぞ 私も犬です」 》