『われわれはなぜ死ぬのか』ニ

 柳澤桂子『われわれはなぜ死ぬのか  死の生命科学』を少し読んだ。用事に追われて読書は進まず。

《 細胞にウィルスが感染すると、P53遺伝子が働いてその細胞にアポトーシスをおこさせて殺してしまう。ウィルス側からいうと、自分の宿主が殺されることになる のであるから困った事態である。そこで、自分が感染した細胞が死ぬのを避けるために、ウィルスのなかには、細胞に感染するとP53タンパク質を速やかに破壊して しまうものがある。ウィルスは、アポトーシスを阻止する作戦にでる。こうなると、細胞はコントロールを逸脱して増殖することになるので、癌になってしまう。 》  132頁

 東京新聞の紙面には日本が昭和以来の旧態依然たる悪弊が引き起こす事件事故案件が揃い踏み。平成の三十年は何だったのか、と嘆きたくなるが、平成生まれの 活躍を見ると、ホッとする。彼らがこの閉塞した時代を切り開く先鋭なのだろう。
《 羽生結弦、衝撃の世界初「4T-3A」優勝に海外戦慄「ここで起きた、忘れてはいけない」 》 THE ANSWER
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181104-00042552-theanswer-spo
《 【卓球】またも化けた伊藤美誠。中国の研究を振り切る進化のスピード 》 卓球王国
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181105-00010000-worldtt-spo&p=2
 時代は変る。変らねばならない。変えねばならない。この窮屈な時代を。
 午後、三島市役所へ情報公開請求の件で行く。三島市職員も劣化した、とは思いたくないが。
 http://www.gwmishima.jp/modules/information/index.php?lid=1956&cid=1

 ネット、いろいろ。

《 自分で作らない、関心のない連中の口車にうまく乗せられないようにクリエイターは自衛の策を講じないといけないね 》 賽銭箱
 https://twitter.com/saisenbaco90/status/1059268761058824194

 それを実感する昨今。

《 街てくてく〜古本屋と銭湯、ときどきビール 2017年6月東海道再訪その5 三島〜吉原、富士駅  》 杉江松恋
 http://www.bookaholic.jp/post-3993/ 
《 「特異像(シンギュラル・イメージ)としての絵画−−<外>の/への私的言語の享楽」藤井雅実 》 note
 https://note.mu/kaigakentokai18/n/n6717f962aeda

《 人工知能の哲学を調べていて、その今後の生物学的基礎としてセルオートマトンに注目している論文を読み、改めてセルオートマトンについて調べてみたら 発案者がフォンノイマンとスタニスラフ・ウラムで、前者がマンハッタン計画、後者が水爆開発を進めたわけで、科学とはなんだろうと思った。 》 森岡正博
 https://twitter.com/Sukuitohananika/status/1059351198199762945

《 ドイツが失敗したメガソーラーを導入して大失敗しつつあるのに、今度はEUがドツボに嵌まった移民政策を推進するとは。 日本の政治家は他山の石という言葉を知らないのか(安倍は知る訳ないか)。日本の崩壊もいよいよ秒読みだな。 》 池田清彦
 https://twitter.com/IkedaKiyohiko/status/1059071211815071746

《  目指せ「全員疑惑」

  吉川農水相にも“口利き疑惑”が浮上 詐欺事件公判で「バッジの方」証言 》 清水 潔
 https://twitter.com/NOSUKE0607/status/1059089618841174016