解釈の更新、解釈の革新
きょうの東京新聞を読んで解釈の更新と革新を思った。渡部信「聖書──五度目の和訳 (下)」から。
《 日本語の聖書は、一八八七年に初めて「明治元訳聖書」が発刊され、それ以降、ニ◯一八年の「聖書協会共同訳聖書」まで、ほぼ三十年おきに新たな翻訳書が刊行 されてきました。 》
《 今回、大きく解釈が変わったところが何カ所もありました。(中略)また、「重い皮膚病」の改訳として「(律法による)規定の病」を採用しました。ヘブライ語では 「ツァラアト」、ギリシャ語では「レプラ」で、以前は「らい病」と訳していましたが、大きな間違いでした。 》
読書欄の玉木俊明『世界史を「移民」で読み解く』NHK出版新書への根井雅弘の評から。
《 ポルトガルが大航海時代の敗者ではないという視点も興味深い。(中略)商業活動の主体は、国家ではなく商人だったのだ。
イギリスの産業革命の理解も、織布と紡績だけでなく、主にアルメニア人という「移民」に由来する捺染(なつせん)技術に注目することで一変する。それは 産業革命がこの捺染工程の機械化に成功したことで、つまり「脱アルメニア」によって花開いたという理解だ。 》
小畑弘己(ひろき)『昆虫考古学』角川選書の紹介から。
《 前著『タネを蒔く縄文人』で縄文土器に残るコクゾウムシやダイズの痕跡から「縄文時代=狩猟採集社会」という常識を打ち破った著者は、本書でさらに土器の痕跡を 分析する。コクゾウムシは稲作開始前にドングリやクリを食べていた事実を突きとめ、稲作同時渡来説を否定。 》
更新と革新。それは昨日読了した佐藤康宏『絵は語り始めるだろうか 日本美術史を創る』羽鳥書店につながる。
朝、源兵衛川の月例清掃へ。水の苑緑地・かわせみ橋下流で茶碗のカケラ、ガラス片を拾う。重くなって作業終了。帰宅。一汗。着替える。コーヒーを淹れる。美味い。
午後、ブックオフ長泉店で二冊。外山滋比古『異本論』ちくま文庫2010年初版、鳥飼否宇『死と砂時計』創元推理文庫2017年初版、計216円。帰宅して水道水を飲む。 うまい。最近水道水がうまいと感じる。味覚が変わったのだろうか。
ネット、うろうろ。
《 7時間眠ってしまいました。 》 ISOGAI-1
https://twitter.com/ISOGAI_1/status/1104440760626114560
私は10時間。
《 さらっと「公立の博物館や図書館について、観光資源やまちづくりの拠点として活用しやすくするため、所管を都道府県と市町村の教育委員会から 自治体の観光政策課などに移せるようにすることも盛り込みました」て、とんでもないこと書いてあって何回か読み直した。うん??? 》 高野
https://twitter.com/chapter_22/status/1104316300623376385
《 この政権はほんとうに、しつこく博物館・美術館・図書館に干渉しようとするなあ。文化や教養が、ただ文化や教養であることが理解も出来ないし、 赦すことができないんだな。 》 加藤郁美
https://twitter.com/katoikumi/status/1104365673550032902
《 チンパンジーに限らず、自制によって必要最低限の、有意味な行動しか認められなくなると「遊び」が喪失して、種の文化多様性が減退する。その「遊び」とは、 人間の場合、端的には藝術などの技芸活動に相当する。よって、社会的有意性をもつ実践(プラクシス)のみを善とみなす考えによる自制はこわい。 》 中島 智
https://twitter.com/nakashima001/status/1104470273951117312
《 That is Abe
夫 お ナ イ
婦 友 シ ン
で 達 ョ テ
国 に ナ リ
家 利 リ を
を 益 ズ 憎
私 供 ム む
物 与 を こ
化 す 煽 と
す る る ポ
る こ こ ル
こ と と ポ
と マ ナ ト
チ ル チ の
ャ コ ス 如
ウ ス の く
シ の 如
ェ 如 く
ス く
ク
の
如
し
これじゃ国が落ちるナイフになるわけよ 》 愛国心の足りないなまけ者
https://twitter.com/tacowasabi0141/status/1103991687955824641
《 黒目が入るこの日を待っていた。 》 Kazoo
https://twitter.com/hihihithere/status/1104343343838912512