『細雪』ニ
谷崎潤一郎全集 第十五巻『細雪』中央公論社1973年普及版初版、「上巻」を読了。しょうもない見合い相手の男を描かせたら天下一だな、谷崎潤一郎。
朝、源兵衛川中流、水の苑緑地・かわせみ橋下流で茶碗のカケラ、ガラス片を拾う。重くなって作業終了。帰宅。一汗。着替える。出かける前にコーヒーを飲んだので 水を飲む。うまい。
ネット、うろうろ。
《 ここでの美術とアートの関係に対応するのが、実は、評価と批評の違いに当たる。批評とは、根本的に評価ではない。というのも、批評が目指すものは、目前の対象を 「作品」として評価しようとするとき、一定の尺度として自明のものと考えられている価値概念を、言葉によって揺るがすことにあるからだ。この点で、 <美術・教育・評価>と<アート・表現・批評>とは大きく対立する。 》 椹木野衣「批評と評価──障害をめぐるアートをめぐる」
《 その意味では、すべての批評は(作者の言葉も含めて)印象批評であっていい。印象批評というと、むしろ悪口として使われるのが通例だが、批評のうち もっとも至難なのは、表現から受け取る主観的な印象に対し、最後まで忠実になぞりうる私的な印象批評が、にもかかわらず多くの人の共感を呼び起こすことなのだ。 一定の価値観をあらかじめ設定し、機械的に価値判断を加えるような言葉は、根本的には批評ではない。それでは、すべての表現の障壁となる潜在的な価値の尺度を すぐれて相対化することはできない。 》 椹木野衣「批評と評価──障害をめぐるアートをめぐる」
https://www.art-it.asia/top/contributertop/198188
現在の問題・課題をじつに深く掘り下げた瞠目すべき論述。何度か読み返すだろう。
《 2年前に作家の増山実先生より教えていただいた8年前の3.11に関する八重洲ブックセンター様での意外と知られていないが知られるべき話 》 くまざわ書店南千住店
https://twitter.com/ash1208kmzw/status/1105205078963585024
《 忘却に抗う「獣」/黒瀬陽平 》 ポリタス
http://politas.jp/features/11/article/626
《 これ知らない人、たくさんいるんだな……。
2006年は動画非公開になってるようだから仕方ない部分もあるけど。
安倍が辞めて圧力薄れたときでもいいから掘り起こして放送してほしいな。 》 孔悠鬼
https://twitter.com/kongyouguai/status/1104775996979392513