閑人亭日録

『天然知能』五

 郡司ペギオ幸夫『天然知能』講談社選書メチエ2019年2刷、「4 カブトムシ──努力する神経細胞」を読んだ。

《 果たして、機械的生化学反応の実体も、「世界」も言葉も天然知能だったのです。 》 128頁

 神経細胞から現実と仮想現実、そしてカブトムシを例に天然知能を語る。騙られているような気がするのは、疲れているせいか、オツムが弱いせいななのか。まあ、 どちらも。

 雨は止んだが、肌寒い曇天の朝、大岡信の足跡を訪ねる会へ。去年行った場所だが、新しい発見がある。昼過ぎ帰宅。急いて昼食を摂り、午後一時過ぎ再び外出。 慌ただしい日々。午後四時前帰宅。寒い陽気は変わらず。宵、通り雨。夕食。読書。

 ネット、うろうろ。

《 現今のアート界に跋扈している「作品について語れ」という風潮は、あの「欲情について詳細に、頻繁に語りなさい」と信徒たちに強いたキリスト教会での 懺悔/告解によって馴致された風習であることは、すでに社会学者や人類学者ならわかっていることだが、意外にも美学・美術史学者らは気づいていない。 》 中島 智
 https://twitter.com/nakashima001/status/1109146533016948736

《 自分が知らない、聞いたことのないものは存在しないと考える人すごい。世の中で生きていくのが楽そうで尊敬するし、絶対に関わり合いになりたくない 》  ドンガメ六号
 https://twitter.com/dongame6/status/1109287750228836353