閑人亭日録

『天然知能』七

 郡司ペギオ幸夫『天然知能』講談社選書メチエ2019年2刷、「7 ライオン──決定論・局所性・自由意志」を読んだ。しかし、いろいろな事情でオツムは空転。 ここは読み飛ばす。元気なときに再挑戦。と、逃げる。

 未明から雨。昨日動きすぎたので骨休み。東京新聞、「きょうの運勢」は”根ほり葉ほりと何事も徹底的に為すべし”。いつも思うけど、昨日のことを言っているよう。 昨日の作業は”虱潰し”のようだった。
 午後、三島市立郷土資料館へ行き、寄贈証に署名して学芸員の福田淑子さんに渡す。寄贈したのは、明治十五年ご先祖がこの地に来て歯医者を開業した時の申請書と 許可証、写真など。コピーはとってある。これも終活か。四方山話から福田さんが興味を示したので、自宅から『文人画三大家集』審美書院などをえっこら持っていく。 やはり渡辺崋山の富士山の絵に最も惹かれた様子。『版画芸術』2007年の小原古邨特集もじっと見る。テレビで見ただけで作品を実見していないので、後日我が家へ。 日差しが傾いて帰宅。
 心労を感じる時、北一明の花生けや茶碗、盃からいずれかを取り出して手に載せたり触ったりしてゆっくり鑑賞する。絵筆で直接的に描かれた絵ではない、焼きもの。 炎焼成=間接的な手法に惹かれるのだろう。何かを容れる器。何かを待つ容れ物。何かを受け容れるモノ。心が安らぐ。
 http://web.thn.jp/kbi/ksina.htm

 ネット、うろうろ。

《  おそらく今も古本屋の均一棚には未来の古本屋における人気作家が眠っているはずだ。それが誰なのかはわからない。わからないからおもしろいのである。
  古本における「鉱脈」というのは将来値上がりする作家や作品だけではない。文学史の本流から外れたところに自分にとっての「鉱脈」というべき一生の本を 見つけることも古本屋通いの楽しみだ。(文学は勝手放題のネゴト) 荻原魚雷『古書古書話』 》 daily-sumus2
 https://sumus2013.exblog.jp/30487936/

《 言葉狩りは再燃しているのかなあ。昔は「AV女優」って言っていたんだけど、なぜかマスコミは「セクシー女優」って言うんだよね。これは自主規制なのかな。 言い換えによる言葉狩りの回避。 》 渡邊大門
 https://twitter.com/info_history1/status/1110171991384813568

《 年末進行が終わったら確定申告で、確定申告が終わったらGW進行だよ。普通の進行ってどんなんだっけ? 》 大矢博子
 https://twitter.com/ohyeah1101/status/1110487458532057088