『椿の海の記』四
石牟礼道子『椿の海の記』朝日新聞社1976年初版を少し読んだ。「第六章 うつつ草紙」。
《 そのはつののうたう早春賦とともにわたしたちは芹を摘み、御形(ごぎょう)や蓬の芽立ちを摘んだ。 》 130頁
四半世紀前まで店をやっていた時は、早春に狩野川や柿田川の日当たりの良い土手へ自転車で行き、枯れ草の中から芽を出してきた蓬(よもぎ)を山ほど摘んだ。 大釜で茹でて、商品の蓬大福にした。そんなこともあった(遠い目)。
「第七章 大廻りの塘(おおまわりのとも)」。
《 人と、人との間に無常の風が吹くように、景色と景色の間にも無情の境というものが、この世にはしつらえているのかもしれなかった。 》 159頁
《 この塘一帯はいま、チッソの八幡プール残渣の下に生き埋めのまま、神々とともにあった、ひとびとの壮大な魂の世界は水銀漬となり、私の村の目前にある。 》 168頁
ネット、うろうろ。
《 安倍総理vs桜田元五輪相
・桜田「USB知らない」<安倍「憲法知らない」
・桜田「五輪憲章読んでない」<安倍「ポツダム宣言読んでない」
・桜田「自分ではパソコン打たない」<安倍「自分の言葉で答弁できない」
・桜田「いしまき(石巻)」<安倍「でんでん(云々)」
安倍総理の完全勝利! 》 Dr.ナイフ
https://twitter.com/knife9000/status/1116344454217027585
《 なにが言いたいのかというと、人類だけで人類史を語るのではなく、少なくとも同じ霊長類の歴史を併せながら考察する必要があるということ。 人類はしばしば人類以外の霊長類を劣った存在とみなし、人類が彼らから学んだ可能性について考えることにたいして、無自覚に抵抗をもつ傾向があるからである。 》 中島 智
https://twitter.com/nakashima001/status/1116370910649274368
《 労働が崇高で輝かしいものであるなら、そんな素晴らしいものは自分の手に余るので、下劣で卑しい金だけくれればいいぞ。 》 総統
https://twitter.com/soutou_d/status/1115193187352502272