『獅子座』
午前八時、曇天から一気に土砂降りに。昨日午後友だちと源兵衛川を歩いていて友だちが目ざとく見付けた二箇所のヒメツルソバを抜く予定はお流れ。晴耕雨読。
《 『獅子座』は面白い! 読むべし!! 》 黒白
https://twitter.com/MadHatter1933/status/1120283122862448640
藤雪夫・藤桂子『獅子座』講談社1984年初版を読む。喫煙の場面がふんだんに出てくる。昭和57(1982)年はこんな感じか。
《 菊地は、煙草を取り出して千鶴子にすすめた。彼の家では母親も怜子も喫煙するので、彼としてはごくあたり前のサービスである。 》 「4 破綻」 52頁
そして。
《 その時、菊地は知らなかった。
この事件にかかわったことを、終生悔やむことになるだろうことを。 》 「4 破綻」 59頁
《 なかんづく見事なのは大団円の嫋々たる余韻である。 》 帯の丸谷才一の推薦文より
連続殺人、鉄壁のアリバイ、複雑な暗号そして恋。堪能しました。推理小説は面白い! 帯には「丸谷才一氏、鮎川哲也氏、落合恵子氏絶賛!!」 「かつて これ程 面白く、恐ろしく、哀しいミステリーがあったろうか」。確かに。これが文藝春秋 編『東西ミステリーベスト100』文春文庫2013年初版では ベスト200にも入っていないとは。まあ、人気投票のようなものだからなあ。
音楽カセットテープは、日本はまとより韓国、台湾、フィリピン、インドネシア、マレーシアタイ、ミャンマー~アラブ、アフリカ諸国~トルコ、ギリシャなど 憶えているだけもそれだけ持っている。さて、いざ聴こうとすると手が止まる。一度聴いてガッカリ、というのが大部分だった記憶。今ならどうだろうと思っても……。 インドネシアなんかはLPレコードは生産していなくてマレーシア盤を買っていた。このマレーシア盤には今でも聴くに堪える良作が多かった。台湾、香港もそうだが、 LPレコードとカセットテープでは何かしら音楽的な上下関係があったのでは?と今にして思う。CD時代に突入して、インドネシアなんかLPレコード時代を飛ばして CDに変わった。まあ、カセットテープも併存だが。そんな音楽再生メディアの世界史を扱った研究は、管見では見当たらない。誰か書いていそうだが。
ネット、うろうろ。
《 「安倍が日本をダメにした。生きる道は、下請け大国!」古賀茂明4/24衆院・経産 》 YOU TUBE
https://www.youtube.com/watch?v=ljTLXGpjIvQ&feature=youtu.be
《 この人はいろいろ酷いと思うが、天皇と話ができるのは「内閣総理大臣の妻」という地位を利用しているだけであって、自分の「強み」でも何でもないだろう。 「内閣総理大臣の妻」という地位を利用して特定学校への国有地払い下げの便宜を図ったかどうかの説明も全然していない。 》 山崎 雅弘
https://twitter.com/mas__yamazaki/status/1121356448049426432