「馬」
小島信夫「馬」(『アメリカン・スクール』新潮文庫2008年20刷収録)を読んだ。誠にヘンな小説だ。語り手の会社員は正常なのかおかしいのか。妻がヘンなのか。 村上春樹『若い読者のための短編小説案内』文春文庫2004年初版から「馬」の項目、冒頭。
《 まず最初に言えることは、この「馬」という短編小説は読み解くにはかなり厄介な作品だということです。一筋縄ではいかない。 》 65頁
《 人によっては腹を立てて、途中で「なんだ、これはと放り投げるかもしれませんね。 》 66頁
まあ、そんな気分になるわな。
《 この話がわかりにくいとうか、かなり厄介なのは、それが一人の人間の妄想ではなくて、二人の人間の持ち寄った妄想であるという点にあると僕は思うのです。 》 87頁
《 僕はそのような意味合いで、この「馬」という作品をひとつの「癒し」の物語であると捉えるのです。 》 91頁
ほう。スルドイ。
朝、源兵衛川中流部、三石神社周辺の茶碗のカケラ、ガラス片を拾う。重くなって上がる。眼鏡橋の下流は水量が増えてきたのでここは今期これで終了。汗~。 風呂を浴びる。
午後、源兵衛川上流部のデッキで友だちとまったり。席を外して戻ると、横浜から来たという女性三人とお話中。なりゆきで彼女たちを源兵衛川下流へ案内。 一本松そばの喫茶店でコーヒーと談笑。四の宮川を遡って出会ったひろせ橋でお別れ。喜ばれる。よかった。しかし疲れた~。
ネット、うろうろ。
《 ああ、やっぱり109の新ロゴもサンセリフ系になったか。 》 千葉雅也
https://twitter.com/masayachiba/status/1127852769111502848
《 なんでもサンセリフ的になるってのは、装飾的なもの、屈折、襞がなくなって、人間が単純になるってことだと思うな。老害的な感想だが。 サンセリフなやつばっかになる。 》 千葉雅也
https://twitter.com/masayachiba/status/1127853168191086592
《 昔のセリフのロゴって高級感の意味合いがあったと思うんだけど、今日高級感というもの自体が受けないんだろうな。というかそう考えると、 資本主義の徹底によってその先の共産主義に向かっていくというビジョンはやっぱり真実味があるのかもしれない……。 》 千葉雅也
https://twitter.com/masayachiba/status/1127861850492694535
《 脳死と土偶 梅原猛の思い出/森岡正博 》 『ユリイカ』青土社 第51-5号
http://www.lifestudies.org/jp/dogu01.htm
《 「利用者の平均年齢が70歳の大台を超えた」 競輪の場外車券売場運営の花月園観光の社長。「平均年齢が毎年1歳ずつ上がっているような状況」。朝日の経済面。 記事には以前は給料日の毎月25日以降が売上好調だったのが、今は年金支給の偶数月がいいと。…週刊誌はやがて隔月偶数月刊行になるのか。 》 urbansea
https://twitter.com/urbansea/status/1127068676857843713
《 「令和元年創業」というワード、すごい老舗感が出る 》 やなぎ
https://twitter.com/KoyanagiHitoshi/status/1127064756487999488