『世界の中の日本絵画』対話篇(閑人亭日録)

  高階秀爾平山郁夫『世界の中の日本絵画』美術年鑑社1994年初版、二人の対話を読む。

《 高階 ただ、そこにも美術に対する考え方の違いがあると思います。つまり物の裏、奥行き、実在感、重み、そういうものまでも表現するのがいいという考え方が 一方ではある。しかし、これは絵画の平面性とも関係してくるわけです。つまり、装飾というのは表面的なものですが、それがかえって心に訴えかけてくるということも あるんですね。どちらを善とするかという価値観の差はあると思います。 》 35-36頁

《 高階 しかし、ギリシアでは、美しさというのは大きくないといけないということになっています。ある程度の大きさを持ったものが美しいとという美しいという 美学があって、それは力強さとか崇高さということと結び付くわけですね。 》 44頁

 ネット、うろうろ。

《 岡口基一裁判官、弾劾裁判への訴え検討の訴追委を批判 「軽々に裁判官を呼び出すのは三権分立に反する」 》 HUFFPOST
  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190627-00010002-huffpost-soci&p=1

 長い記事だが読ませる。後編があるとは。

《 「眼のついた手」が触れる、行為がそのまま認知でもあるような主客混淆の世界の奥に、枕が枕であってもいいし、虚空であってもいいし、 私であってもいいような、地としての闇がある。 》 清水高志
  https://twitter.com/omnivalence/status/1143825617600729089

 道元。昨日書いた北一明の焼きものの思考をぐっと深めるような。

《 インターネットは音楽や映像との付き合い方を大きく変えた。昭和末期~平成初期において日々ありふれた言葉だった〝ダビング〟なんて完全な死語に なってしまったね。 》 パ一ティフ一ド同好会
  https://twitter.com/partyfoodism/status/1142996949861191683

《  ”すっぴんとかナチュラル好きと言う男の脳内に浮かんでいるのは、湖っぽいところから濡れ髪で上がってくる本仮屋ユイカみたいな状態なのだろうが、 本物のスッピンというのはそんな透明感があるわけでもなく、突き詰めればほとんど商店街のおばさん。”

  鈴木涼美さんの本読んでぶん殴られた気分になった 》 ほしかつ
  https://twitter.com/h_k_0807/status/1143537483562377217

《 「NHKから国民を守る党」の新人の立候補をNHKの18時の地元ニュースが伝えてて笑った。 》 デッドセクション
  https://twitter.com/ACDCSection/status/1143811109079486464

《 オープンソースの対義語って秘伝のタレか? 》 道路
  https://twitter.com/Nperair/status/1143505618730246147

《  さすが経済の安倍w
  全てをダメにする事にかけては才能があるわw 》